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2016.06.18 07:00  SAPIO

韓国人の自慢「日本にない女子フィギュアの五輪金メダル」

ソウルの繁華街にある「最高の居酒屋屋トリゴヤ」の外装

 いま韓国では日式(日本風)居酒屋が大流行している。日本にネガティブな言動をとりながら居酒屋に限っては、日本文化を選択するのは一体なぜか。ノンフィクションライター・前川仁之氏がソウルで“飛び込み”取材を敢行した。1982年生まれの前川氏は、とある双子の姉妹から日本への思いをこの居酒屋で聞いた。

 * * *
 例の姉妹(日式居酒屋に同行した同世代の韓国人女性姉妹)に、他愛ない御国自慢を求めたときのことだ。「韓国にはあるけど日本にないもの、なにかありますか?」と訊ねると、妹の方が顔を輝かせて即答した。

「女子フィギュアスケートの五輪金メダル!」

 2010年バンクーバー大会でのキム・ヨナ選手の活躍を言っているのだ。

「ああ、そうか…日本選手はまだとってないんでしたっけ?」
「誰かいますか? アジアでも、キム・ヨナが最初じゃないかしら」

 その時私は、なんか変だなあと感じながらも、あの大会で浅田真央選手が一歩及ばず銀だった印象ばかりが強く、大切なことをすっかり忘れていた。

「それなら韓国にはノーベル賞は金大中(平和賞)しかいないけど、日本には自然科学も含めてたくさんいますよ」とやり返し、そこから会話は朴槿恵大統領批判に流れ、楽しく盛り上がったのだが、さて、二人と別れて翌朝のこと。

「荒川静香がいるじゃないか!」

 出し抜けにトリノ五輪のヒロインを思い出した。それこそアジアでも彼女が最初だ。

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