ライフ

梅雨時の猫ケア 食事は出したままにせず毎日ブラッシングを

梅雨時の猫をどうケアする?

 猫のトイレのにおい。梅雨時になると、より一層気になるが、猫にはどんなケアをしたらいいのだろうか? 国際猫学会ISFM所属、著書に『ネコぺディア-猫のギモンを解決』(秀明出版会)などがある山本宗伸さんが回答する。

【相談】
 5才になる猫を室内で飼っていますが、梅雨に入るたび、トイレのにおいが家中に漂ってしまい、悩んでいます。この時期は猫の体調も悪いようで、持病のアレルギー性皮膚炎も悪化し、いつもよりかゆがっています。梅雨時は特別なケアが必要でしょうか?

愛知県・よっしー(34才・パート)

【回答】
 ジメジメとした梅雨は、人間だけでなく、ペットにとっても不快なものです。特に猫は高温多湿が苦手で、体調を崩してしまう子が多いのは事実。いつも以上に注意して見守ってあげましょう。

 まずトイレのにおい問題ですが、梅雨時期は窓を閉め切ることも多く、部屋ににおいがこもりがちです。くさいトイレを放置しておくと、猫が不快に感じ、おしっこをがまんしてしまうことがあります。おしっこをがまんすると、膀胱に負担がかかり、膀胱炎や尿路結石を招く原因となります。窓を開けて空気を入れ替えたり、いつも以上にこまめにトイレの砂を交換したりして、清潔を心がけましょう。

 また、朝出したウェットフードの出しっぱなしは危険! 人間の食べ物と同様に、この時期はふだんよりも細菌が繁殖しやすく、食あたりの原因にもなります。食事は出しっぱなしにせず、食べ終わった頃を見計らって、片づけましょう。飲み水もこまめに交換してあげて。

 皮膚病による動物病院の来院頻度は、春から夏にかけて急激に増えます。猫は犬に比べて皮脂が少なく、自分で毛づくろいをするので、細菌が繁殖しにくいといわれていますが、この時期は気温・温度の上昇に伴い、皮膚や被毛が蒸れやすく、汚れがたまるため、皮膚のトラブルが多くなります。また、細菌も繁殖しやすい環境なので、ダニやノミ、カビ(真菌)による皮膚や耳の病気などがしばしば発生しますから、注意が必要です。

 さらに、湿気の多い梅雨時期は「アレルギー性皮膚炎」を悪化させることがあります。アレルギー性皮膚炎は、重症化すると治るのに時間がかかります。よっしーさん宅の愛猫のように、アレルギーを持っている猫ちゃんがかゆがっているそぶりを見せたら、早めに病院へ。早期ケアで治療もスムーズになります。

 アレルギーを持っていない猫の場合も、異常にかゆがっていないか、皮膚で赤い部位はないか、脱毛はないかなどこまめにチェックを! 梅雨時は特に、毎日ブラッシングをしてあげたり、清掃を徹底するなど、快適に過ごせるよう心がけましょう。

※女性セブン2016年7月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン