芸能

結婚8年目で舞台初共演の西島数博&真矢ミキ 円満の秘訣

 結婚8年目にして、初めて夫婦で舞台共演することになった西島数博(44才)・真矢ミキ(52才)夫妻。『ドラマティック古事記 ~神々の愛の物語~』(9月3日・新国立劇場 オペラパレス)がそれだ。二人の出会いも舞台での共演だったというが、節目の年に一段と華やかな舞台が見られそう。そんな成熟した“新・おしどり夫婦”に、夫婦円満の秘訣を教えてもらった。

 インタビューが行われたのは、まだ稽古が始まっていない頃。仕事場でも家でも一緒という初めての状況に、戸惑いもありそうだが…。

 * * *
西島:ぼくは稽古場と生活はわりと切り離したいほうなので、家でごはんを食べながら、「あそこのシーンなんだけどさ」みたいに延々としゃべり続けてしまう状況は、お互い疲れてしまいそうでちょっと心配。

真矢:じゃあルールを作りましょう! 期間限定で、家では仕事の話をしないというルール。彼は私でもわかっていない長所とか短所をよく理解してくれているので、逆にそれが演出家になった時に、『この人(真矢)はこういう言い方をするとこうなっちゃうからな』とか、そんな気づかいは持たないで大丈夫ですよと言いたいです。

《今回のオファーは、西島自身が発信したわけではないという》

西島:ぼくの希望というよりは制作側からの希望でしたので、自分が家の中でオファーするわけにもいかず、直接オファーしてくださいってお願いしました。

真矢:これまでずっと見てきて気に入っていた作品だったので、まさか自分がその中に入るとは思ってもいなかったんです。だからすごく緊張もしますが、私なりのイザナミ(役名)を表現できればと思っています。

西島:今まで舞台に立ってきた人ですし、表現法は違ったかもしれませんが、違うからこそコラボレーションの面白さもあると思うので、演出家として、そこを構築していく興味と楽しみがあります。あまり作り込みすぎず、それぞれが持つ男性像と女性像が表現できれば、自然な形のイザナキ、イザナミ(それぞれの役名)が生まれるのかなと思っています。

《一段と忙しさを増す日常で、真矢にはひとつ心がけていることがあるという》

真矢:どんなに忙しくても、土日は普通の妻として自然に存在していたいんです。平日は毎日朝が早いけど、土曜の朝はゆっくりなので(それでも7時起床だとか!)、ふたりが好きないつもの朝食を作ったり。

《たとえ夫婦の生活の時間帯が半日近くずれていても、こんな家庭ならお互い癒されるに違いない》

真矢:癒されすぎて寝ちゃう時がありますよ。

西島:時々、聞いてる? っていう時があります(笑い)。

■Super神話音楽劇『ドラマティック古事記~神々の愛の物語~』
日時:9月3日(土)開場15時 開演16時(1回公演)
会場: 新国立劇場 オペラパレス(東京都渋谷区)
チケット:S席1万2000円、A席1万円、B席8000円、C席6000円(5才から入場可)

 故市川森一原作の古事記が、神話絵画とオーケストラ、歌、舞踊による全く新しい音楽劇として展開。西島と真矢は、この世で最初に出現した男女神の夫婦を演じる。「彼女(真矢)が豹変するシーンは、男役をやってきた彼女ならではの演技が期待できます」(西島)。

※女性セブン2016年7月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン