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2016.07.26 11:00  女性セブン

松田聖子論 好きでも嫌いでもないがいつの間にか洗脳される

好きでも嫌いでもないのになぜか気になる松田聖子

 松田聖子の今年のコンサートは、通算50枚目のアルバム『Shining Star』を引っ提げた記念すべきツアー。しかもこのアルバムの制作には、松本隆や呉田軽穂(松任谷由実)、中田ヤスタカなど、1980年代から現在までの、日本のヒットメーカーが名を連ねている。

「彼女のことは好きでも嫌いでもないんですが、でも松田聖子のことをすごく知っているんです」

 と言うのは、エッセイストの斎藤由香さん(54才)。3月生まれの聖子より、誕生日が1か月遅く、1学年違いだ。1980年に聖子が18才でデビューして以降、彼女の生き方が目に飛び込んできたと話す。

「彼女が『裸足の季節』でデビューして、トレードマークだった聖子ちゃんカットが大流行して、まわりがみんな聖子ちゃんカットになりました。次に松田聖子がショートヘアにすると、周りはみんなショートカットになる。いやでも私の生活に入ってきていました」(斎藤さん)

 1985年1月、交際していた郷ひろみ(60才)と「生まれ変わったら一緒になりたい」と涙ながらに記者会見しているのも、「見たい」と思っていたわけじゃないけれど、どこを回してもテレビに映っているので目に入ってきた。「へぇ~」と思っていたら、そのわずか3週間後には神田正輝(65才)と交際宣言し、しかもその4か月後の6月には盛大な結婚式を挙げた。

 これもまた見たいわけではなかったけれど、テレビをつけたらその話題ばかりだったので、と斎藤さんは苦笑する。そして1986年10月には、長女・沙也加(29才)を出産し、日本中を沸かせた。

「そのころ、私はちょうど新入社員として会社に就職した直後。私の父は作家(北杜夫氏)で躁鬱病のドタバタがありましたから、人間がまともに生きるのはサラリーマンがいちばんと強く考えていたんです。

 でもその時に松田聖子は、芸能界という不安定な世界にいながら、女性の憧れというか、一生に一度の大きな決断で安定の象徴と思われていた結婚を、劇的な離別会見の後にさらりとしてしまうんです。白い馬に乗った王子様は、松田聖子には来て、私たちには来ない、そんな思いにさせられましたね」

 当時は男女雇用機会均等法が施行されたばかり。結婚か仕事か、女性は二者択一を迫られる時代だった。斎藤さんが続ける。

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