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2016.07.27 15:59  週刊ポスト

村西とおる氏 松坂季実子、桜樹ルイら名女優との思い出語る

 AV女優という職業が世の中に浸透していったのもこの頃だ。1980年代後半には続々とスターが生まれた。テレビや一般誌にも登場しレコードデビューも果たした小林ひとみや、小堺一機や関根勤がラジオでファンを公言していた松本まりな、お嬢様学校と名高い山脇学園出身でアメリカ留学経験もある村上麗奈、“元祖淫乱女優”といわれた豊丸、AVとして初めてオリコンビデオ部門のベストテンにランクインしたかわいさとみ……。美形の女性が喘ぎ悶える姿に世の男性が虜となった。

 中でも、おニャン子クラブのオーディションで最終選考まで残った経験を持つ桜樹ルイは群を抜く人気だった。

「彼女は最初、AVに出演したいという友人の面接に付き添いで来たんですよ。でもこの友人よりも桜樹さんのほうが絶対売れると思った。そこで、『あなたが出るならこの子(友人)も採用するよ』と条件を出したんです。現金を金庫から取り出して、300万円くらい見せて口説いたのを覚えています(笑い)」

 黎明期の女優たちについて、村西氏はこう語る。

「色んなことに挑戦してくれたけど、この頃のAVには“恥”の概念がありました。例えば黒木さんは、性器を指す言葉を発することを恥ずかしがった。だから言葉にする代わりにホラ貝を吹かせたわけです。松坂さんは初めて会った時、ダボッとした服を着て、胸の大きさを隠しておりました。恥じらいながらも、大胆なことをするという落差が、視聴者の心を掴んだのではないでしょうか」

※週刊ポスト2016年8月5日号

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