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「AVは芸術凌駕し、革命的に日本人の心揺さぶる」と村西氏

 日本のエロ業界におけるエポックメイキングともいえる年は1981年である。『OLワレメ白書 熟した秘園』『ビニ本の女 秘奥覗き』というAVの元祖ともいえる作品が日本ビデオ映像から発売されたのだ。

 あれから35年、AV業界は小林ひとみや豊丸、卑弥呼といった様々なスターを生んできたが、2000年代に入ると、インターネットの普及とともにAV業界は大きく変貌を遂げる。DMMやカリビアンコムといった大手サイトが誕生。パソコンで手軽にAVを楽しめる時代に突入した。

 この時代の女優の代表格は、業界でも異例の32本の専属契約を結んだ美竹涼子、Gカップのギャル系美女・明日花キララ、2003年に304ものタイトルに出演した朝河蘭、カリスマ男優の加藤鷹に「性欲が強かった」といわしめた長谷川瞳など。2005年には37歳の翔田千里がデビュー。今年春に引退するも、10年以上にわたり熟女モノの人気向上の立役者の一人となった。

 2000年代半ばになると、新たな動きが始まる。グラビアアイドルとして『やりすぎコージー』(テレビ東京系)にレギュラー出演していた範田紗々が2006年7月に、映画『ハルウララ』で渡瀬恒彦や賀来千香子と共演するなど女優として活躍していた原紗央莉が2009年1月にAV転向するなど、“アイドルや女優がAV女優になる”という現象が活発化し始める。

 元アイドルの熟女タレントたちもAVデビューを果たしていく。『11PM』(日本テレビ系)のアシスタントなどを務め、プロ野球選手との熱愛でワイドショーを騒がせた横山エミー、映画『ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲』やドラマ『花のあすか組!』(フジテレビ系)などに出演し、森高千里や酒井法子と同期だった小沢なつきがAV界に進出。
 
 そんな中、社会的にも衝撃を与えたのが、15歳の頃からグラビア界を席巻した小向美奈子の2011年のAVデビューだ。26歳の処女作『AV女優 小向美奈子』は20万本ものセールスを記録した。

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