続いては宇都宮の餃子ネタをご紹介。
「うちの餃子は薄くて小さめの皮で小ぶり。娘が小さいのをいっぱい食べたいっていうのよ」
宇都宮市在住の黒後家では、裕子さんがこんがり焼き上げた小ぶりな餃子に、娘さんの箸が止まらない。
「餃子も餡もたっぷり作って常に冷凍してますよ。あと一品というときには餃子を焼くし、手羽先餃子はビールのお供、餃子の餡をピーマンの肉詰めにしてお弁当にも入れます」と、裕子さん。
「お店の餃子もよく食べますよ。行くのはいつも決まった店。餃子しか出さない頑固おやじの店で、薄皮でパリッと してうまいんだ」と、夫の洋さん。
宇都宮に餃子が広まった理由は、白菜や小麦粉の産地だったことや、戦後満州からの引き揚げ者が多く、彼らが開いた餃子店が広まったことなど諸説ある。宇都宮餃子会に加盟する店だけでも市内に80軒以上。特にお取り寄せもできる『高橋餃子店』はジューシーな餡で人気。
「宇都宮餃子は、肉や野菜の旨みとコクで餡にしっかり味がついているから、酢だけで食べる人も多いわよ」と、女将の高橋光江さん。今年は1位奪還なるか!?
※女性セブン2016年8月18・25日号