コラム

最新コラム記事のRSS

吐き気・嘔吐の原因はストレス!「心が招く病気5つ」症状と対処法

2016.09.16 07:40

働く女性にとって、仕事は時にやりがいがあって楽しい反面、イライラしたりストレスを感じたりするもの。そ

働く女性にとって、仕事は時にやりがいがあって楽しい反面、イライラしたりストレスを感じたりするもの。そんな日々の生活で、二日酔いや風邪などではないのに、吐き気があったり、実際に嘔吐したりしてしまったことがある人はいませんか?

それは、もしかするとストレスが原因かもしれません。

そこで今回は、ストレスからくる吐き気や嘔吐の原因、病気の可能性のある症状、対処法などをご紹介します。

■気持ち悪い……吐き気・嘔吐が起きる仕組み

吐き気や嘔吐は、脳の嘔吐反射中枢が刺激され、「吐きたい」という命令が出されることで起こります。軽い症状であれば吐き気、強い症状になれば嘔吐に変わります。

嘔吐反射中枢が刺激され反応する理由は、飲み過ぎ・食べ過ぎ、消化器官の不調からくるもの、船や車の乗り物酔い、妊娠初期の悪阻(つわり)など多々ありますが、意外と多いのがストレスなどからくる“心因性嘔吐”。

ストレスが原因の場合、本人が意図せずに条件反射的に吐き気や嘔吐が出るため、その理由が病院などで科学的にはっきりと特定できないことも多いそう。

放置しておくと様々な病気に繋がることもあるので、注意が必要です。

■嘔吐中枢が刺激される経路3つ

では、ストレスからくる“心因性嘔吐”の場合に考えられる、嘔吐反射中枢が刺激される経路をご紹介します。

(1)消化器からの刺激

ストレスにより胃腸が荒れている場合に、迷走神経や嘔吐中枢が刺激されることがあります。腸が伸びることで刺激され、吐き気や嘔吐につながることも。

(2)内耳からの刺激

平衡感覚を司る内耳にある前庭器。この部分からの刺激は激しいめまいがするケースがあり、ストレスが原因と考えられるメニエール病なども内耳からの刺激によりめまいを伴う病気です。

放置すると難聴などに進行する恐れもあるので、貧血気味ではないのにめまいがした場合は、早めの診察を。

(3)大脳皮質からの刺激

感情と結び付いている大脳皮質。ストレスで不安感や嫌悪感が強くなると、この大脳皮質からの刺激で嘔吐反射中枢が刺激されます。ストレスによる吐き気、嘔吐とダイレクトに関係している部分とも言えるでしょう。

■ストレスが引き起こす病気5つ! 吐き気を伴う症状とは

ストレスは、心身に様々な悪影響を与えます。次に、ストレスからくる病気と、その症状をご紹介します。どれも吐き気を伴うことが多いものばかりです。

(1)下痢、腹痛

“胃腸は心の鏡”と昔から言われるようにストレスと胃などの消化器官は密接な関係にあり、ストレスを感じることで、胃痛や胸焼け、下痢や腹痛を引き起こすことが。

暴飲暴食や食当たりなどに心当たりがない、原因不明の下痢や腹痛の症状がある場合は、ストレス性の可能性があります。

(2)急性・慢性胃炎、胃潰瘍

ストレスによる吐き気、嘔吐の症状以外に胃に違和感や痛みが生じるケースも多くあります。神経性胃腸炎やストレス性胃腸炎、慢性胃炎などと診断されますが、胃の検査を行っても炎症が確認されないことが多い症状です。

ストレスにより胃の機能不全が起きると、胃酸の分泌量も乱れがちに。胃酸が過剰に分泌されると胃痛が起こしたり、ひどくなると胃壁を傷つけて胃潰瘍になってしまったりすることも。

吐き気、嘔吐の他に胃痛などの症状が続く場合は、重くなる前に早めの診察をおすすめします。

(3)逆流性食道炎

ストレスが溜まると、少量の胃酸でも食道が敏感に反応して胸焼けや、胃から上がった酸っぱい胃酸が口に広がる呑酸(どんさん)が起こりやすくなります。

症状が続いてひどくなると、胃から上がった胃酸が食道を荒らして炎症や腫瘍を発生させる・逆流性食道炎になることも。

(4)うつ病、神経症

ストレスが原因で発症するものとして有名な病気といえば、うつ病、神経症などです。共に“心の病気”のイメージがありますが、症状として身体の不調が生じることもあり、そのひとつに吐き気、嘔吐があります。

また、医師の診断を受けて処方された抗うつ剤などによる薬の副作用から、吐き気を引き起こすこともあります。

(5)メニエール病

激しいめまいと耳鳴りに襲われ、立っていられないほどの症状が出るメニエール病。

特徴的なのは、脳ではなく内耳に原因があること。耳鳴りや聴覚の異常、めまい、頭痛などの症状が現れ、30代~60代の女性に多い病気だと言われています。

神経質で几帳面な性格の人がなりやすいという説もあり、他にも考えられている原因としては、日々のストレスや不規則な生活、睡眠不足、偏った食生活などが。

予防のためには、規則正しい生活とストレスをため込まない生活を心がけることが大切です。

■ストレスと向き合い、軽減させるコツと対処法

吐き気、嘔吐がサインとなって様々な症状を引き起こす可能性があるストレス……。

今ストレスフルな生活をしている方は、「ストレスをなくすためにはいまの仕事を辞めるしかない……」、「人間関係を断ち切るしかないのかな」などど、思っていませんか?

しかし環境を変えなくても、あなた自身の気の持ち様やちょっとしたコツでストレスと上手に向き合え、軽減させるようになるのです。ここでは、そのコツと対処法をご紹介します。

(1)ストレスを和らげる場所やアイテムを作る

まずは、心が落ち着き、「リラックスできるな」と感じる場所やアイテムを持つこと。

たとえば、好きな食べ物やリラックス効果があるドリンクを、仕事の合間やストレスを感じた時に食べたり飲んだりしても良いですね。

ハーブティーやコーヒーの香りにはリラックス効果があり、気持ちを落ち着かせてストレスを和らげてくれる効果があります。

お気に入りのランチのお店や、ランチ後や会社帰りにふらっと寄れるお店や公園など、息抜きができる場所を作って立ち寄ることもおすすめ。

休みの日も、仕事を引きずらずに気分を変えて、散歩をしたり、リラックスできる場所に出かけたりするのも良いですね。

(2)アロマオイルを活用する

香りで嗅覚を刺激し、気持ちを落ち着かせてくれるアロマオイルなどもストレス軽減に。お気に入りのリラックス効果のある香りを感じながら、ゆっくりと深呼吸をすれば、心身ともに安らいで開放された気分になるでしょう。

(3)睡眠をしっかりとる

寝不足で疲れが溜まっていると、ストレスを感じやすくなります。その上、仕事でのミスが増えてしまえば精神的に不安定になる要素が増えてしまいますよね。

1日6時間以上の睡眠時間が理想的ですが、睡眠の摂り過ぎもかえって頭痛や腰痛、疲労感を招いたり、体内時計が狂ったりする原因にもなります。毎日6~7時間の質の高い睡眠が取れるよう、日頃から心がけましょう。

(4)湯船に浸かって入浴する

忙しいときや夏場などは、シャワーだけで済ませたくなるものですが、やはり湯船につかってゆっくりと入浴することは、健康や美容に良いだけではなくリラックス効果もあります。

血行を促進して身体の中の“めぐり”が良くなり、自然と眠りにつきやすくしてくれる効果が。また、副交感神経が大きく刺激されるため心が安らぎ、ストレスを軽減させるにはピッタリの対処法です。

(5)ツボを押す

ストレス性の吐き気にも効くツボもあります。仕事の合間などに自分ですぐできるので、ストレスを感じたときに試してみてください。

・内関(ないかん):手首の付け根から下に指3本分を置いた場所の中央にあるツボ。親指などの腹を使ってゆっくりと刺激しましょう。

・関衝(かんしょう):薬指の小指側の爪の生え際にあるツボ。反対の手の親指と人差し指でつまみ、人差し指で刺激します。

■改善されないときは医師や薬剤師に相談を

ストレスの感じ方は人それぞれですが、吐き気など何かしらの症状が続く場合は、早めの通院やカウンセリングを受けることをおすすめします。

病院やカウンセリングに行ってストレスだと診断されることに抵抗のある方もいるかと思いますが、大きな病気に繋がる前に対処しておきましょう。

いかがでしたか? たかが吐き気、たかがストレスと思いがちですが、放っておくと様々な病気の原因になることも……。

気づいたら早めに対策をうつことが大切です。そしてなるべく物ごとをポジティブに考え、ストレスと上手に付き合っていきたいですね。

本文を読む

マネーポスト不動産売却 NPSアプリで読めます NO! 海賊版・違法サイト
TOP