芸能

ベッキー ラジオのレギュラー決定も本格復帰には厳しい見方

このまま本格復帰できるのか?

 10月1日スタートのFMの新番組で月1回レギュラーDJを務めることが明らかになったタレントのベッキー(32才)。不倫騒動後、初のレギュラーとなったが、地上波テレビのレギュラー番組にはいまだ復帰することができていない。9月10日放送のNHKドキュメンタリー『NEXT 未来のために』ではナレーションを務めたが、このときは声のみだった。果たしてベッキーは、本格復帰できるのだろうか?

 元テレビプロデューサーで上智大学教授(メディア論)の碓井広義さんの見立ては極めて厳しい。碓井さんは「『金スマ』への出方がとても悪かったと思います」と指摘する。

 5月13日放送の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』でベッキーは中居正広(44)と共演。自身の心情や、ロックバンド「ゲスの極み乙女。」のボーカル・川谷絵音(27)の妻(当時)や関係者への謝罪を口にした。率直に気持ちを語るベッキーの姿は、ネット上などでは概ね好評だったはずだが…。

「まずタイミングが早すぎました。早くても秋頃だろうといわれていたのですが、事務所側に『忘れられる前に復帰させたい』という焦りがあったのでしょう。相手の奥さんにまだ謝罪もできておらず、ただ会う約束を取り付けたというだけの状態での収録は完全に勇み足。自分たちの都合を優先してフライングしていたことがバレてしまい、『まだ会ってもいないのか』と反感を覚える視聴者もいました」(碓井さん、以下「」内同)

 謝罪こそあったものの、“今後のベッキー”の姿が見えなかったことも、本格復帰を阻む一因になっていると碓井さんは指摘する。 

「相変わらず優等生の『白ベッキー』のイメージを保とうとしていたので、『結局、何も変わっていないじゃん』と思う視聴者もいた。『黒ベッキー』がいいかどうかはさておき、多少なりとも新しいベッキーとして登場しなくてはならないのに、休んでいる間、何を努力してきたのかもわからない内容でした」

 準備不足のまま復帰を急いでしまったことが、結果的に彼女の芸能活動にさらなる空白期間をもたすこととなってしまったのだ。

関連記事

トピックス

水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン