• TOP
  • コラム
  • 独身40代は駅チカ物件住まいが多い? 20代は部屋の狭さに不満あり

コラム

2016.10.27 07:00  SUUMOジャーナル

独身40代は駅チカ物件住まいが多い? 20代は部屋の狭さに不満あり

写真/PIXTA

前回は、20代と40代の独身男女500人の住まい事情を調査しました。しかし、住んでみて分かる不満点や、よかったと思う点も知りたいですよね。今回は、今の住まいへの不満や満足度を詳しく聞いてみました。
20代の住まいへの不満点は「部屋が狭い」が1位。対する40代は「建物が古い」がトップ

まずは今の家の不満点はどのような点なのか聞いてみました。
20代は「部屋が狭い」(26.4%)ことがトップですが、40代になると、部屋が狭いことよりも「建物が古い」(28.4%)ことを不満に思う人が多いようです。
男女別でみてみると、20代女性だけは「部屋が狭い」(21.4%)、「建物が古い」(16.9%)より、「価格が高い」(26.0%)の票が上回る結果に。収入がまだそれほど高くないなか、女性はファッション、コスメ、交際費など、男性よりも日々の生活でかかる費用も多く、「もう少し家賃が安ければ……」と思うことが多いのかもしれません。

もうひとつ、20代の男女ともに3位、4位と比較的数値が高かったのは、「駅・バス停から遠い」こと。これは収入の額に見合った物件が、駅やバス停から遠いことが想像できます。

【画像1】男女別に分けた不満点のランキングでは、20代は男女で1位に「部屋が狭い」(男性)「価格が高い」(女性)という違いが見られた(SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】「駅・バス停に近い」が20代男性以外の各年代でトップ(SUUMOジャーナル編集部)

現在の住まいの満足度は7割弱。100点に満たない理由は設備に立地、周辺環境など

次に、現在の住まいへの満足度がどのくらいか、100点満点中点数をつけてもらいました。
平均点は20代で67.6点、40代は69.4点。男女別では、男性は68.6点、女性は68.3点で、あまり差が見られませんでした。

点数の理由については、以下のとおり。
●20代男性
・80点:全体的に満足しているが、風通しが悪く、お風呂に窓がないから(24歳)
・56点:駅までの距離と、部屋の大きさや設備を考えると少し家賃が高い(28歳)

●20代女性
・90点:駅からも近く、外装も内装もかわいい。オートロックでセキュリティも安心なので(29歳)
・60点:職場に近くスーパーやコンビニなども近くにあり、日常生活は困らないが駅から遠いので(28歳)

●40代男性
・90点:駅、スーパー、病院等必要なものが徒歩5分以内にある(41歳)
・50点:駅から徒歩で15分かかる。10分以内の物件は予算内で見つけられなかった(44歳)

●40代女性
・85点:駅近くでペット可。商店街が近くて便利だけど、エレベーターがついていないため重たい荷物を持って4階まで上がらなくてはならないため(45歳)
・50点:長く住んでいるため、設備や建物が古くなってきている。見晴らしや風通しが悪い(47歳)

また、100点満点に足りない点数の理由を聞いてみると……
■広さ・間取りに不満
・収納がほとんどなく、脱衣所とお風呂がつながっていない(29歳・男性)
・キッチンが狭くて料理ができない(46歳・女性)

■設備面で不満
・隣との壁が薄く、ストレスがたまる(26歳・男性)
・ひさしがなく、洗濯機が外置き(48歳・女性)

■立地に不満
・駅から遠いので雨が降るとバスで通わなければいけないのが大変(25歳・女性)
・幹線道路沿いのため、窓が開けられない。空気が汚く、音もうるさい(49歳・女性)

■周りの環境に不満
・近くにスーパーなどが少ない(21歳・男性)
・休日に少年野球の声などで朝起きてしまう(48歳・男性)

■近隣住民のマナー・騒音・タバコ
・近所にタバコを吸う人がいて、その煙が流れてくる。怒鳴り声が聞こえる(44歳・女性)
・外で何本もタバコを吸い、においがする。外で大声で電話をする。来客がベランダで大騒ぎをして、ときにはこちらを覗きこんでくる(48歳・女性)

■その他
・駅から遠いのに、家賃が高い(27歳・男性)
・日当たりが悪く、健康的な生活には少し遠い気がするから(26歳・男性)
・建物が古くなってきているのとセキュリティが甘い。また名前がダサい(26歳・女性)
・1階なので、カーテンを開けにくい(42歳・男性)

などが挙げられました。

広さや設備、立地、家賃など、全てにおいて満足のいく物件はなかなかないですよね。必ずどこかで妥協しなければならない点がでてきます。今回の調査で、20代は「部屋が狭い」こと、40代は「建物が古い」ことを一番の不満に思っているのが分かりました。20代はそのほか、「日当たり・風通しが悪い」「駅・バス停から遠い」などが上位にランクインしており、収入に見合った部屋を選ぶと目をつぶらざるを得ない条件がズラリと並びました。一方、40代は「設備が機能不足・古い」「ベランダが狭い・ない」など、プラスαの面が上位にランクインしており、最低限の条件はクリアした部屋に住んでいることが想像されます。

今回住まいへの満足度は、20代、40代であまり差はありませんでした。家賃が高くなることによって得られる設備や立地の良さなどはありますが、今の自分が満足のいく生活を送るために、どんなことなら我慢ができて、譲れないことは何なのか、最低限の優先順位を決めておくことが住まい選びの際には大切です。今の住まいのいいところ、足りないところをきちんと把握しておくと、次に引越す際に活かせそうですね。

築年数が古くてもリフォーム済みだったり、各駅停車しか止まらない駅であっても駅から近かったりと、いい物件はたくさんあります。幅広く物件を見て、満足がいく住まいを見つけてくださいね。

●調査概要
[SUUMOジャーナル 20代・40代シングル調査]より
・調査期間:2016年9月16日~2016年9月21日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:首都圏居住、年収200万円以上、20代・40代
・有効回答数:男女500名(20代:250名(男性:96名、女性:154名)、40代:250名(男性:169名、女性:81名))

関連記事

トピックス