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2016.11.13 15:59  週刊ポスト

水谷ケイ Vシネ撮影でNG連発し大杉漣を8度も踏みつけた

 レンタルビデオ店が1988年12月に1万店を突破するなか、ソフト不足に目を付けて誕生したのがビデオシネマ、略して「Vシネ」だ。そんなVシネにおよそ70本出演し、「Vシネの女王」と呼ばれる水谷ケイに、Vシネの思い出について聞いた。

 * * *
 いろんなお仕事をしてきましたが、私のベースはVシネマ。これまで出演した約70作品の中で、デビュー作『お天気お姉さん』のオーディションは特に印象に残っています。

 私はガーターベルトにランジェリー姿だったのですが、全裸になってバイブを股間に当てる子がいて。東スポにはグランプリの私より、大きな写真で掲載されていて嫉妬しました(笑い)。

 この作品には、ムチを持った私が四つん這いでパンツ一丁の大杉漣さんを踏みつけるシーンがあるんですが、撮影ではヒールがあまりに高過ぎて何度もフラつき、8度もNGになったんですよ。結局30分も掛かり、撮り直すたびに漣さんの顔が青ざめていきました。本当に申し訳なかったです。

 Vシネマはエロスの側面ばかり注目されますが、しっかりした物語があるし、エグい性描写のないところがいい。どの作品でも濡れ場はリハーサルなしで、いきなり本番です。開始前になると、どこからともなくスタッフが集まってくる。

 中には、じ~っと見ている若手のADさんもいて、一度、股下に視線を感じて、前を見たら正面にいた(笑い)。すごく恥ずかしくて、股を閉じちゃいました。前貼りをしてましたが、それが逆にエッチですよね。

『花のおんな相撲』では、ふんどし締めてオッパイ出して、四股踏んで。シュールだなと(笑い)。私ってコメディ枠だと思っていたのですが、『女因飼育611』の撮影中、刑務官のスーツ姿で歩いていたら、(元パイレーツの)浅田好未ちゃんから「何かエロいよね」と言われたことも。普通の格好をしているだけなのにエロいって、最高の褒め言葉。自分がそう見られていると、その時初めて気づきました。

■みずたに・けい/1974年、青森県生まれ。バラエティ番組『ギルガメッシュないと』に出演していた1995年、『お天気お姉さん』で女優デビュー。以来、数多くのVシネマに出演し、ドラマや舞台で幅広く活躍中。

※週刊ポスト2016年11月18日号

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