◆「なんで私をこんな体に産んだの!」

 2008年にフジテレビ入社。「カトパン」の愛称で親しまれ、秋からは情報番組『めざましテレビ』(月~金曜の早朝5時25分から放送)に出演。また、『ホンマでっか!?TV』ではMCの明石家さんま(61才)と絶妙なトークを見せるなど、フジの看板アナとして走り続けてきた。

 だが、7年半もの間毎日、日本全国に笑顔を届けるということは至難の業であることは想像にかたくない。深夜3時に起きて出社し、早朝からテレビカメラの前に立つ──つらい日も、体調が悪い日も、なぜ365日変わらない笑顔でテレビの前に立ち続けることができたのか。そこには幼少期から思春期まで続いていた苦悩と、救ってくれた母の存在があった。

「私、小さい頃からアトピー性皮膚炎だったんです。ひどい症状に長い間悩まされてきました。お米、小麦、お肉のアレルギーで、それらを少しでも口にすると眠れなくなるほど悪化することも。子供が大好きなハンバーグやケーキなども、一切食べることができず、満たされない気持ちを常に抱えていたんです。

 幼稚園の頃、白いご飯とは違う、茶色い雑穀米のお弁当に驚いた男の子に『虫を食べてる!』とからかわれて傷ついたことや、ひどいかゆみで夜中体を思い切り掻きむしり、泣き叫び続けたこともありました」

 そんな加藤アナを献身で支えたのは母だった。徹底した食事療法や合う病院探しなど細やかなケアを続け、支えてきたという。

「いちばん悪化して肌がボロボロになってしまった中学生のとき、友達に“気持ち悪い”と思われているのではないかと学校に行けなくなってしまったことがありました。そして“なんで私をこんな体に産んだの!”と、ひどい言葉で母を責めたことがあります。

 母は基本的に辛抱強くて、陽気な性格。すぐに“綾子が勝手にそんな体に生まれたんでしょ”と言い返されましたが、今思い返すと本当に申し訳なくてつらくなります。本当にそう言い返してくれる母でよかった…。でもそのときは私も鏡を見るだけで涙が出てくるほど毎日うつうつとしていたんです」

 中学2年生の夏に、食事療法が功を奏し、いい医師との出会いもあり、症状は改善。母譲りの明るい性格を取り戻していった。

撮影■中村和孝(まきうらオフィス)

※女性セブン2016年12月1日号

関連記事

トピックス

大谷翔平選手と妻・真美子さん
《チョビ髭の大谷翔平がハワイに》真美子さんの誕生日に訪れた「リゾートエリア」…不動産ブローカーのインスタにアップされた「短パン・サンダル姿」
NEWSポストセブン
石原さとみ(プロフィール写真)
《ベビーカーを押す幸せシーンも》石原さとみのエリート夫が“1200億円MBO”ビジネス…外資系金融で上位1%に上り詰めた“華麗なる経歴”「年収は億超えか」
NEWSポストセブン
神田沙也加さんはその短い生涯の幕を閉じた
《このタイミングで…》神田沙也加さん命日の直前に元恋人俳優がSNSで“ホストデビュー”を報告、松田聖子は「12月18日」を偲ぶ日に
NEWSポストセブン
高羽悟さんが向き合った「殺された妻の血痕の拭き取り」とは
「なんで自分が…」名古屋主婦殺人事件の遺族が「殺された妻の血痕」を拭き取り続けた年末年始の4日間…警察から「清掃業者も紹介してもらえず」の事情
(2025年11月、ラオス。撮影/横田紋子)
熱を帯びる「愛子天皇待望論」、オンライン署名は24才のお誕生日を節目に急増 過去に「愛子天皇は否定していない」と発言している高市早苗首相はどう動くのか 
女性セブン
「台湾有事」よりも先に「尖閣有事」が起きる可能性も(習近平氏/時事通信フォト)
《台湾有事より切迫》日中緊迫のなかで見逃せない「尖閣諸島」情勢 中国が台湾への軍事侵攻を考えるのであれば、「まず尖閣、そして南西諸島を制圧」の事態も視野
週刊ポスト
盟友・市川猿之助(左)へ三谷幸喜氏からのエールか(時事通信フォト)
三谷幸喜氏から盟友・市川猿之助へのエールか 新作「三谷かぶき」の最後に猿之助が好きな曲『POP STAR』で出演者が踊った意味を深読みする
週刊ポスト
ハワイ別荘の裁判が長期化している(Instagram/時事通信フォト)
《大谷翔平のハワイ高級リゾート裁判が長期化》次回審理は来年2月のキャンプ中…原告側の要求が認められれば「ファミリーや家族との関係を暴露される」可能性も
NEWSポストセブン
今年6月に行われたソウル中心部でのデモの様子(共同通信社)
《韓国・過激なプラカードで反中》「習近平アウト」「中国共産党を拒否せよ!」20〜30代の「愛国青年」が集結する“China Out!デモ”の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さん(時事通信フォト)
《自宅でしっぽりオフシーズン》大谷翔平と真美子さんが愛する“ケータリング寿司” 世界的シェフに見出す理想の夫婦像
NEWSポストセブン
お騒がせインフルエンサーのボニー・ブルー(時事通信フォト)
《潤滑ジェルや避妊具が押収されて…》バリ島で現地警察に拘束された英・金髪美女インフルエンサー(26) 撮影スタジオでは19歳の若者らも一緒だった
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
「週刊ポスト」本日発売! プロ野球「給料ドロボー」ランキングほか
NEWSポストセブン