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2016.11.17 15:59  週刊ポスト

50代妻の不倫率 2000年から2012年で4倍に

「10年前に比べて、夫婦間のセックスレスは驚くほど増加しています」──こう語るのは産婦人科医で日本性科学会理事長の大川玲子氏である。日本性科学会は医師や看護師らで構成される学会で、今年、中高年の性事情をまとめた『セックスレス時代の中高年「性」白書』を上梓した。大川氏も数人の医師とともに執筆に携わっている。

 日本性科学会が定義するセックスレスとは、「カップル間の合意した性交、およびセクシャル・コンタクトが1か月以上ない場合」を指す。同書によると、セックスレスの割合は、50代男性では2000年の32%から86%(2012年)に。50代女性では41%から75%に急増している。

「『この1年間まったくない』という有配偶者の比率も、男性は25%から52%に、女性も23%から54%に倍増していました」(大川氏)

 調査対象は関東在住の40歳から79歳までの男女。女性の有効回答数は666人で、その平均年齢は57.2歳。つまりこの調査結果は、中高年女性のセックスレスの実態を表わしたデータだといえる。さらに世の男性たちにとってショッキングな結果となったのが、“不倫妻”の激増だ。

「この1年の間に配偶者以外との親密な付き合いがあった」という質問に「Yes」と答えた50代の妻たちが、4%から16%へ、なんと「4倍」に増えていたのである。中高年のセックス事情に詳しい心理カウンセラーの潮英子氏は、妻の不倫についてこう解説する。

「私のところに相談にいらっしゃる奥様のなかにも、『浮気をしている』と告白される方が少なくありません。いまは、ネットの出会い系サイトを使えば簡単に浮気相手を見つけられる世の中ですから。スポーツクラブで知り合うとか、子供の親同士、PTAの知り合いなど、私がハラハラするくらい身近なところで浮気相手を見つけている場合もあります。

 話題になったテレビドラマ『昼顔』などメディアの影響で妻の不倫が身近な存在に感じられるようになり、夫を持つ女性にとって浮気のハードルは下がってきています。話を聞くと一度ハードルを越えてしまうと罪悪感がなくなってしまい、2人目からはますますハードルが下がってしまうようです」

 夫としてはなんとも恐ろしい話である。

※週刊ポスト2016年11月25日号

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