で、今年の紅白の当落騒ぎだけど、当のタレントは私たちにどう語りかけたか。
「今回、このような形になり、とても残念に思っております。40回という節目でもありましたので、正直悔しい気持ちもあります」と、落選した本人の発表はともかく。タレントのほぼ全員が「落選は納得いかない」と声を揃えたのはどういうこと?
「毎年、あの歌を聴かないと年が越せないという人がたくさんいる」という某タレントの訴えには、「はあ~?」と思わず大きな声が出たもんね。それなら、NHKに落選抗議のメールや電話が届くはずなのに、ネットの書き込みは逆の意見ばっかりだよ。
「業界の力関係」とかいう人もいるけど、テレビのこっちに座っている人と“業界”は無関係。業界の理屈を、丸呑みしなくちゃならない理由がどこにある? それにしても、もう一度、見られないかなぁ。出場歌手、全員参加の紅白ショー。紅組名物だったラインダンス。一年の憂さが全部、晴れそうではないの!
※女性セブン2016年12月22日号