芸能

成宮さんの疑惑告白男性は「恋人のような存在だった」

最も恐れていた「第三の矢」とは?

 写真週刊誌『フライデー』が報じたコカイン吸引疑惑を発端として、俳優の成宮寛貴さん(34才)が、芸能界引退を発表した。『フライデー』では友人A氏が、成宮さんのコカインや大麻の使用を証言。吸引現場とされる写真も掲載された。

 この疑惑報道に対し、成宮さんの所属事務所は事実無根と否定。法的措置の構えを見せたが、成宮さんは直筆の文書で引退を表明した。薬物疑惑には具体的には触れず、セクシャリティの問題を露呈されたことに対する苦痛などが綴られていた。

◆事務所上層部との軋轢

 報道では、「事務所は慰留したものの、本人に引退の意向が強かった」とされているが、別の声も聞こえてくる。

「むしろ事務所が成宮さんを守ることに対して後ろ向きになっていたというんです。近年、彼は事務所の意向とぶつかることが多く、売れてからはお金で揉めることもあったとか。今回の報道を巡っても、『事実無根』と反論しつつ、上層部の中には“この機会に彼を切った方が良いのでは”という意見もあったそうです」(芸能関係者)

 同事務所には菅田将暉(23才)や松坂桃李(28才)、木村佳乃(40才)や杏(30才)など人気俳優が複数在籍しており、近年成宮さんへの執着は薄れていたともいわれている。

「成宮さんの報道による事務所のイメージダウンが、他の俳優に波及する方が怖かった。《芸能界から消えてなくなりたい》というコメントは、成宮さんを“消し去りたい”という周囲の意向を彼自身が察知していたがゆえの一文なのではないか、と…。引退声明とはいえ、タレントの書く文面を事務所が監修しないなんてことはありえませんからね」(別の芸能関係者)

◆親友男性の裏切りで人間不信に

 成宮さんが一連の報道で苦悩したのは想像に難くない。問題は、彼の苦しみの源泉が、セクシャリティの露呈とは別の側面にあることだ。

「フライデーに告白したA氏は、成宮さんが10年来にわたってつきあってきた、最も信用する男性だったそうです。A氏は誌面で“友人”だと言っていますが、成宮さんにとっては恋人のような存在だった。

 最近は些細なことでけんかすることもあったそうですが、腹いせのごとく、メディアに自分のプライベートを売り込むなど想像もしていなかったはず。第一報の直後から、ショックのあまり人間不信になってしまったそうです。誰と話していても隠し撮りされているのではないかと気が気でなく、仕事ができる状況ではないのだといいます」(別の成宮の知人)

◆恐れる「第三の矢」

関連記事

トピックス

水原一平氏のSNS周りでは1人の少女に注目が集まる(時事通信フォト)
水原一平氏とインフルエンサー少女 “副業のアンバサダー”が「ベンチ入り」「大谷翔平のホームランボールをゲット」の謎、SNS投稿は削除済
週刊ポスト
解散を発表した尼神インター(時事通信フォト)
《尼神インター解散の背景》「時間の問題だった」20キロ減ダイエットで“美容”に心酔の誠子、お笑いに熱心な渚との“埋まらなかった溝”
NEWSポストセブン
水原一平氏はカモにされていたとも(写真/共同通信社)
《胴元にとってカモだった水原一平氏》違法賭博問題、大谷翔平への懸念は「偽証」の罪に問われるケース“最高で5年の連邦刑務所行き”
女性セブン
富田靖子
富田靖子、ダンサー夫との離婚を発表 3年も隠していた背景にあったのは「母親役のイメージ」影響への不安か
女性セブン
尊富士
新入幕優勝・尊富士の伊勢ヶ濱部屋に元横綱・白鵬が転籍 照ノ富士との因縁ほか複雑すぎる人間関係トラブルの懸念
週刊ポスト
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
カンニング竹山、前を向くきっかけとなった木梨憲武の助言「すべてを遊べ、仕事も遊びにするんだ」
女性セブン
大ヒットしたスラムダンク劇場版。10-FEET(左からKOUICHI、TAKUMA、NAOKI)の「第ゼロ感」も知らない人はいないほど大ヒット
《緊迫の紅白歌合戦》スラダン主題歌『10-FEET』の「中指を立てるパフォーマンス」にNHKが“絶対にするなよ”と念押しの理由
NEWSポストセブン