「会見の言葉がものすごく熱くて、心に響くしコートとマフラーの組み合わせも渋い韓流スターみたいに完璧。だけどたまに水玉のお弁当袋とか、ピンク色の水筒を持って事務所に入って来るんです。ああ、きっといい奥さんがいるんだなあ、家族を大事にする人なんだろうなあって思ってほっこりします」(ソウルの主婦)

 もちろん、見た目やキャラクターだけではなく経歴や人格もパーフェクト。コート王として活躍する前の弁護士時代には、「依頼人と信頼関係を築いて、少しでも心の負担を減らしたい」をモットーに、依頼人が必要な時はいつでも電話やときには直接会いに行って相談に乗る、親身な弁護士として評判だった。また、連日事務所に詰めている記者たちへの神対応も話題になっている。

「捜査に会見にいろいろ忙しいはずなのに、毎朝来る記者からの電話取材に、すごく丁寧に対応していると聞きます。それだけじゃなくって、たまに見せるお茶目さがたまらない。例えば、去年のクリスマスイブも当然仕事で、いつものように朝の電話対応をしたあとに、イブだった、って気がついたみたいで、その後の記者会見で『イブだとすっかり忘れて普通の挨拶をしてしまいました』って謝ったそうです。だって、イブといってもキム・ヨンジェ医師の家宅捜索4日前でしょ? 余裕がなくて忙しいはずなのに」(50代主婦)

 しかし、だからこそ、国民の脳裏には、これまで胸をドキドキさせて見てきたドラマのさまざまなシーンが蘇る。

「ドラマや映画だったら、次に標的になるのは彼ですよね…? これだけ多くの人が暗殺されているといわれているなか、彼は大丈夫かしら…漢江に沈められたりしないかしら…」

「お弁当を作ってくれている奧さんや子供が誘拐されなければいいけれど」

※女性セブン2017年2月9日号

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