今、日本中の1億3000万人の心という心に、健やかなやすらぎと、感動と、そして美しいまでの慕情を巻き起こしている、噂の隔週刊CD付きマガジン『こころに響く 日本の歌』(全25巻)。
一体どんな皆様にお薦めの本なのか? すぐに思い出すのは、これらに収録された歌を実体験として聴いて、そして歌って育った世代。
昭和30年代から40年代前半。日本各地で“うたごえ喫茶”が人気を博した時代に、青春を謳歌された世代、今の年齢でいえば60才以上の皆様ですね。
付属のCDが再生されたその刹那、脳裏に生き生きと浮かび上がる若かったあの日々。街を往く若者は誰もがまだまだ貧しかったけれども、心だけは豊かだった。ただただがむしゃらに働いて汗を流したあの瞬間。そして成長していく日本の姿を万感の想いで見ていた澄んだ瞳。
そんな想い出のある人ならば、買わねばならない、いや! 買わずにはいられない。
さらに、そういった世代を親にもつご子息の皆さんが、親御さんへの贈り物として買うというのもお薦めである。
自分の青春時代を、自分の子供たちが思い出させてくれる……こんな素敵で感動を巻き起こす品、ちょっと他に見当たらない。
また、60才以上の方が、まだ幼い自分の孫たちへ買ってあげるというのもお薦め。
日本の歌は本来、こんなにも美しく、そして優しさに満ち満ちている。自分の孫もそんな美しく優しい人間に育ってもらいたいという想いは、この『こころに響く 日本の歌』によって必ずや具現化するに違いない。