特集
2017.04.02 15:59 週刊ポスト
VRのモザイク入れ 15分の動画に5人で8時間かかることも

逐一確認が必要なため作業は深夜に及ぶことも
撮影だけがAV制作ではない。世に出すためには、地道な裏方作業である「モザイク入れ」が必要になる。業界のトレンドとなったVRでは、その作業もこれまでとは異なるという。
モザイク入れは専門業者が行なうが、今回は社名を非公開とすることを条件にその現場に潜入した。驚いたことにスタッフのリーダーは20代女性のAさん。
「VRは微妙に異なった2つの画面にモザイク入れを行なう必要があるので、作業の手間も通常のAVの倍はかかります。モザイクが綺麗にかぶるように調整も必要です。乱交もののような出演女優の人数が多い作品では15分のモザイク入れを完成するまでに、スタッフ5人がかりで約8時間かかることもある」
作品のジャンルによっても、モザイク入れの苦労は異なる。
「騎乗位ものは、結合部が見えにくいので比較的ラクな方ですが、最も辛いのは手コキやオナニーのシーン。手コキは指と指の隙間も細かなモザイク入れが必要ですし、その5本の指がまた複雑な動きをする。ベテラン女優さんの熟練の手コキであるほど大変ですね(笑い)」
また、意外にもモザイク入れのスタッフは女性が多いという。
「納品前にモザイクの“質”を検品するのですが、女性スタッフはほとんどが最高のAランク基準をクリアするので、“女性は丁寧だ”と評判ですね。なかには作業に没頭して、腱鞘炎で手術をした女性もいたほど。VRではモザイクが広いとせっかくの臨場感が台無しになるので、繊細な作業を心がけています」
若い女性が丁寧に入れていると知れば、モザイクも許せる?
※週刊ポスト2017年4月7日号
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