ほどなくして、中国人女性と3度目の結婚。その間に生まれたのが、リンちゃんと同じ小学校に通う2人の子供たちだった。だが同じ頃、容疑者は自らの性嗜好を明確に口にするようになる。かつて容疑者が1年ほど働いた飲食店の関係者が明かす。
「従業員同士ちょっとした下ネタで盛り上がったことがあったんです。“あの子ボインだったな~”とか。そしたら彼は“おれはそんなのいらないから。ちっちゃい子がいいよ。中学生とか小学生とか、若ければ若いほどいい”って。“お前ロリコンかよ?”って気にも留めなかったんです。だけど、ちっちゃい女の子のお客さんがいると接客が特別よくなったり、中学生くらいの女の子のグループに普段そんなことしないのに “お味はいかがでしたか?”って聞きに行ったりして…」
長男が小学校に入学すると、容疑者は地域の見守り隊を買って出るようになる。昨年4月に長女が入学すると同時に、保護者会の会長も務め始める。だが、ある保護者は容疑者の“熱心すぎる活動”に違和感を覚えはじめていた。
「会長なんて、普通誰もやりたがらないじゃないですか。でもあの人はどこかに勤めてるわけじゃないし、立候補までしてくれて、正直都合がよかったというか。でも、今年も続けて会長をやるって言い出した上、保護者会で“会長の任期を3年に延ばしたい”って。行事がない日にも頻繁に学校に顔を出して、授業を覗いていて。子供たちと給食を食べたことも1度や2度じゃない。その間、彼がどんな目で子供たちを見ていたのか…そう思うとゾッとします」
※女性セブン2017年5月4日号