ちなみに、占いに関しては、10年ほど前、細木数子さんと番組で一緒になった時に、「どっちを見ればいいんですか?」と聞いたら、「本当に生まれた日で運勢を見るべきだ」といわれて、それ以来、12月29日のほうで見ています。母が真相を教えてくれなければ、ずっと違う占いを見ていたかもしれませんね。
思えば豊臣秀吉が1月1日生まれだと知って、僕も子供の頃から一国一城の主になりたいと思っていた。秀吉が25歳でねねと結婚して所帯を持ったことを知って、僕も25歳で結婚して、慌てて自分の事務所を立ち上げたんです。だから、誕生日を1月1日にしてもらったおかげで、今の自分があるとも言えるわけです。
そう考えると、誕生日って人生にいろいろと影響している。不思議ですね。
※週刊ポスト2017年5月5・12日号