注目のNHK朝ドラ『ひよっこ』で描かれる1960年代。東海道新幹線が開通し、東京五輪が開催。日本の経済は右肩上がりで、未来は希望に満ちていると信じられた。この時代を過ごした静岡県の50代の女性が、想い出の「黒電話」を語る。
「当時自営業をしていたわが家には、家に電話がありました。電話のないお宅が、よく借りに来てましたね。1960年代後半になっても、まだ電話のないお宅はありました。
だから、学校の電話連絡網はあったのですが、電話のないお宅へは、子供が伝えに走ってました。伝言ゲーム状態で途中で違う話になってしまう、なんていうこともありました(笑い)」
※女性セブン2017年5月11・18日号