「先日、元山健組組員・織田絆誠(絶縁)が報道機関各社を集め身勝手な声明を挙げたが、全て織田自身の私利私欲以外のなにものでもありません。山健組離脱の正当性を主張するが余り、嘘、偽りの情報を流布しておりますが、皆さん御承知の通り、織田及び、その一部近親者の思い通りにならなかった事から、今回の行動をとっただけのものです。織田らのねつ造した風聞に踊らされた、同僚や同志には早急に真実を伝えていただき、心あるものは温かく迎え入れて下さい。
(中略)
今後も虚偽の風評を流してきますが、皆さんは惑わされること無く、この伝統ある山健組の誇りを胸に王道を歩んで下さい」(句読点、一部筆者)
双方が昔の仲間をなじり、お互いの主張をねつ造と非難する。最初の山口組分裂で、同じやり口を見せられたので既視感がひどい。
※週刊ポスト2017年5月19日号