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2017.06.12 18:00  マネーポストWEB

初心者でもまるわかり!マイルの達人が伝授する「お得なマイルの貯め方」

マイルの達人・パラダイス山元さんが伝授する「お得なマイルの貯め方」とは


 日本人の1世帯当たりの消費支出は、年間約300万円。この金額すべてを、JALのクレジットカードで決済したと仮定しよう。単純に100円で1マイル貯まると計算した場合、夫婦2人で東京-沖縄間を毎年タダで往復できる航空券がもらえる。光熱費や携帯電話料金など、カード経由で支払う手続きさえすれば、お得な空の旅が楽しめるのだ。

 そもそもマイルとは、マイレージの略で、航空会社が実施しているポイント制度だ。飛行機に乗ると距離に応じて貯まる(フライトマイル)だけでなく、買い物や食事代、公共料金などの支払いでも貯められる(ショッピングマイル)。

 一定以上のマイルが貯まれば、特典航空券と交換できる。つまり、タダで飛行機に乗れるのだ。例えば、JAL国内線の場合、東京-札幌、東京-沖縄間の往復の特典航空券は1万5000マイル。また、JAL国際線では、日本-ヨーロッパ間往復が、エコノミー5万5000マイル、ビジネス11万マイル、ファースト16万マイルからになっている。

『パラダイス山元の飛行機のある暮らし』『パラダイス山元の飛行機の乗り方』(ともにダイヤモンド社)などのエッセイが空運関連書籍のベストセラーに。現在、226万マイルを保有するパラダイス山元さんが語る。

「ビジネスクラスの値段は通常、往復60万~70万円です。マイルを使うと11万マイルで乗れるから、1マイル=約6円の価値になります」(パラダイス山元さん・以下同)

◆ANAかJALのクレカを必ず作ろう

 まずは、マイルの貯め方から。

「ANAかJAL発行のクレジットカードを作りましょう。航空会社には、クレジット機能がついていない単なるマイレージカードもあります。ANAならANAマイレージクラブカード、JALならJMBカードです。そうしたカードは、効率的にマイルを貯めることはできません」

 例えば、JALのホームページから、東京-札幌間の往復航空券を購入した場合、JMBカードなら1020マイル貯まる。一方、クレジット機能付きのJALカードなら、さらにボーナスマイルとして256マイル、航空券購入時のショッピングマイルとして1232マイルが加算される。合わせて2508マイル。なんと倍以上のマイルが貯まる(航空券は往復割引。ショッピングマイル・プレミアム入会時)。

「ANAかJALのどちらか1枚に絞った方がいい。個人的には、今ならJALがおすすめです。経験上、ANAより特典航空券をとりやすい。特典航空券で予約できる座席数は限られています。この席数が、おそらくJALの方が多い。マイルを貯めても希望のフライトを予約できないことは避けたいですよね」

 JALカードの場合、ショッピングマイルが2倍になる『ショッピングマイル・プレミアム』に申し込もう。カードの年会費に加えて年3240円必要だが、特典交換しているJALカード会員の8割が加入している人気のオプションだ。

 通常200円で1マイル貯まるが、100円で1マイルと、2倍も貯まる。例えば、光熱費や保険料、自動車税など合わせて年60万円をクレジットカードで支払うと、加入してない場合は3000マイル、加入している場合は6000マイル貯まる。

「なるべく現金を使わずに、カード払いが、マイルを貯める基本です」

 ちなみにパラダイスさんはJALの『CLUB-Aゴールドカード』を持っている。

「年会費は1万7280円ですが、『ショッピングマイル・プレミアム』が無料でついていて、搭乗で貯まる『フライトマイル』も25%加算されます」

 2019年春以降にハワイ行きを考えている人は、ANAがねらい目だという。

「500人以上も乗れる2階建ての大きな機体3機がANAのハワイ便に導入される予定です。特典航空券の席も増えるでしょう。また、こういうときは、規定より少ないマイルで特典航空券と交換できるキャンペーンが実施されるケースが多い。現在、ANAはハワイ往復4万マイル(レギュラーシーズン)必要ですが、それ以下のマイルで行けるとか、そうしたキャンペーンを行うかもしれません」

◆マイルが貯まりやすい店を積極的に活用しよう

 航空会社が発行するカードには、いくつか種類がある。例えば、Suica機能がついたJALカードなら、JRに乗れば乗るだけマイルに変換可能なビューサンクスポイントが1000円につき6ポイント貯まっていく。自分の生活スタイルに合ったカードを選ぶようにしよう。

 また、ANA、JALともに新規入会するときは、誰かの紹介があるとマイルがもらえることがあるので、友達に紹介してもらうのも手。例えば、「ANAカード一般」に紹介されて入ると500マイルもらえる。

 カードを作ったら、買い物をしてマイルをドンドン貯めていこう。ANAとJALでそれぞれマイルが貯まりやすい店があるので、その店を積極的に活用しよう。

 また、楽天市場やAmazonなどのネット通販は、航空会社の『マイレージモール』というHPを経由しないと、貯まらない。

 ほかにも、各航空会社のHPに、マイルが貯まりやすい店の一覧が出ている。期間限定でマイル増量キャンペーンをやっていることもある。例えば、6月21日までにANA『マイレージモール』を経由して通販会社『ベルメゾン』で買い物すると、100円の支払いにつき4マイルももらえる。

 もう1つのテクニックが、同窓会や食事会などのグループ飲食費をまとめて支払う方法だ。

「“現金の持ち合わせがない”などとさりげなく言い訳して、カード払いで全員分を立て替えるんです。マイルが2倍貯まるお店だと、さらにもらえます。ただし、友達を失わない程度にとどめましょう(笑い)」

 例えば、100円で2マイルが貯まる店の場合、10万円を支払えば2000マイル。3回繰り返せば6000マイルで、東京-大阪間の片道航空券になる。

※女性セブン2017年6月22日号

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