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2017.06.30 15:59  週刊ポスト

名取裕子の伝説シーンを関係者述懐「抵抗あったようで…」

名取裕子は『吉原炎上』で花魁を演じた

「濡れ場」とはもともと歌舞伎用語で、男女が舞いながら愛を表現する場面のことを指した。その際に、女方が積極的に男役を誘うのが特徴である。名女優たちが“一肌脱いだ”伝説のシーンを、当時を知る人物たちの証言とともに振り返る。

『吉原炎上』(1987年、東映)では、吉原の花魁を演じた主役の名取裕子が、先輩花魁に娼婦としての技術を伝授されるシーンに挑んだ。紅白の長襦袢を腰元まではだけさせ、胸を露わにする名取。背後から先輩花魁がその乳房を弄ぶように優しく愛撫する。その膨らみは女の手では覆いきれないほど大きく、白い肌と桃色の小さな乳首のコントラストが美しい。

「目で見て、声で聞いて男は燃えるんだ」
「今から私がすることと同じことを私にもしてごらん。そして身体でキッチリ覚えるんだ」

 そう語りかける先輩花魁に首元を舌でチロチロとなめられ、柔らかな胸を揉みしだかれながら、「はっ」「あっ」と小さい吐息を漏らす名取。その後は布団の上で仰向けになり、先輩花魁に唇で乳首を弄ばれ「あーっ」と喘ぎながら、しなやかな肢体をくねらせる。そして先輩花魁が名取の口元に自分の乳首を運ぶと、名取は目を閉じたまま、その乳首をそっと口に含んだ。同作の製作スタッフだった日下部五朗氏が当時を振り返る。

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