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2017.07.03 15:00  マネーポストWEB

離婚時の財産分与、ローンが残っている家の場合は?

山田邦子も財産分与を検討?


 かつては、ひとたび愛を誓えばそれは永遠で、離縁ともなれば、当人同士ではなく、ひいては親の育て方などにも問題があったかのように白い目で見られてきたもの。しかし時代は変わり、2分おきに1組の夫婦が離婚しているといわれている。離婚を考えるとき、さまざまな問題が頭をかすめる。

『女性セブン』では、25年過ごした妻と“離婚約”をしていることをブログ明かし、大炎上したお笑いユニット『インスタントジョンソン』のじゃい(45才)、9才年上の夫と結婚17年目の山田邦子(57才)、3年前につちやかおりと離婚、3児の父である布川敏和(51才)、既婚で1児の母であり弁護士の堀井亜生氏(40才)の4人の座談会を敢行。その中で、山田と堀井氏が「財産分与」について語り合った部分を紹介する。

山田:私の身の上を話すと、まず、私は後妻で、主人は子供や孫もいるという状況。でも私には子供がいなくて子育てをしていない。結婚してから17年経つけど、お互いの財布の中身はいまだに別々。私はほとんど家事をやらず、彼が全部やります。それで、大きいお金を出すのは全部私なんです(笑い)。

──2000年に9才年上の男性と5年の交際を経て結婚した山田。彼は人気バラエティー番組を多数手がける制作会社の代表をつとめるイケメンで、当時は大きな話題となった。山田が2007年に乳がんを患い闘病生活に入ると、彼は発覚から克服するまでつきっきりで看病し、山田の心の支えとなったという。しかし…。

山田:まあ、お互い飽きてるといえば飽きていて、一緒にいる理由もよくわからない。だけど別れる理由もない。こんなんだったら離婚した方がいいんじゃないかって1000回ぐらい話してるんだけど、彼が離婚を経験しているので面倒くさいらしく。なので、私は離婚というより、未亡人を希望しているんです(笑い)。それでたまに考えるのよ、財産分与。旦那は私が買った家に一緒に住んでいるわけで、離婚したらどうなるんだろう…って。

 それで、ずいぶん昔、母に相談したら、「今住んでいる家は、私(母親)の名義になっているからとられないよ」って。ただセカンドハウスは主人と一緒になってから買ったもので、主人の名義になっているものもあるので、これはあげるんだろうな…って。

堀井:お母さん名義の家でも邦子さんの結婚後の稼ぎで買った場合には、夫婦の共有財産と判断されます。ご主人名義のセカンドハウスも同様です。「名義」は誰でもお金の出どころが結婚後の夫婦からのお金であれば共有財産になります。邦子さんがもし離婚した場合、財産分与の対象になるのは結婚後に増えたものだけです。

山田:ローンが残っている家の財産分与は?

堀井:これは厄介。住宅ローンが残っている家の処理を巡って協議が難航するケースがよくあります。家の価値が高く売却額がプラスであれば、差額を夫婦で分けるというのが基本です。

 ところが、「マイナスの場合は、夫婦共有財産でも分けない」というルールがあります。例えば、邦子さんが購入した家で、名義がご主人という場合。その家の価値が1000万円で、ローンが2000万円残っているとします。このマイナス1000万円の家は「経済的価値なし」と判断され、財産分与の対象にはなりません。

 家を購入してもしばらくはローンの方が高いので、財産分与でプラスになる家は本当に少ないんです。

山田:やはり未亡人を希望します(笑い)。

堀井:『女性セブン』の読者には妻が専業主婦で収入がないかたも多いかもしれませんが、その場合でも、家事労働により資産形成に貢献したと考えられ、財産分与を請求することができます。

※女性セブン2017年7月13日号

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