その高田文夫が、「喰さんは遠くの四国のほうから、いきなり面白いこと発想するってすごいよね。文化の洗礼、浴びてない訳じゃない」と、高田文夫ならではのビターなほめかたをする。
東京ヴォードヴィルショーからクーデターのような形でワハハ本舗が生まれたことも初めて知った(喰始はそう思われることを気にし佐藤B作はそう思い込んでいた)。インタビュアーのタマ伸也が、前書きつまり「喰始のはじめに」で喰始のことは少しだけで、「自分のことばっかり話した人もいた」と述べているが、そういう部分も目茶苦茶面白い。
※週刊ポスト2017年7月21・28日号