• TOP
  • 特集
  • ヘンリー塚本氏 なぜ昭和の性愛にこだわるのか

特集

2017.07.25 15:59  週刊ポスト

ヘンリー塚本氏 なぜ昭和の性愛にこだわるのか

 究極の接吻愛には、自身の原体験が影響しているという。

「私の初体験は17歳の時、相手は45歳くらいの旅館の女将でした。熟女から誘惑され、臭くてねちっこくて気持ち悪い、まさに接吻を嫌というほどされた(笑い)。しかし気持ち悪いのに下半身は反応し、果てた。女性の強烈な性欲を目の当たりにしたあの時、女性が能動的に舌を差し込む接吻をいかに美味しそうに卑猥に撮るか、それが私の撮りたいポルノだと気づいたのです」

 もう一つ、ヘンリー氏の作中によく見られる特徴的なシーンがある。男が挿入中の男性器を抜き、女性器を舐め、再び入れるものだ。これは他のAVではあまりない演出である。

「これはまず、女性器に対する愛情表現です。そして入っていた男性器を抜かれてしまう女の切なさ、再び挿入する時の快感を何度でも味わいたい男女の高ぶりを表わしています。あとはクンニと接吻を繰り返す野生的な愛撫とか。これらは自分のセックスでもする行為です」

 今もヘンリー氏は、セックスもオナニーも現役だという。

「セックスは週2回しています。これを維持するためにマスターベーションも大切な作業として週3回はしています。やはりセックスやマスターベーションこそが元気の源であり、女から“抱かれたい”と思われる男らしいセクシーさの源だからです。

 元気であれば男女ともに性欲はあり続けます。ですが男は加齢とともに勃起や挿入ができなかったりする。しかしそんな時もジタバタせずマスターベーションで楽しもう。それでもし、好みの女性が現われたらダメ元でアタックすればいい」

 75歳までは現場に立ちたい、とヘンリー氏。その眼光は鋭い。

※週刊ポスト2017年8月4日号

関連記事

トピックス