特集
2017.07.25 15:59 週刊ポスト
ヘンリー塚本氏 なぜ昭和の性愛にこだわるのか

ヘンリー塚本氏のこだわりを特別インタビュー
エフエー映像出版プロダクト(以下、FAプロ)の創業者兼AV監督であるヘンリー塚本氏(74)が、1985年の設立から現在までに制作した作品は2000本以上に上る。FAプロ作品のジャンルは特徴的だ。男女の不倫や近親相姦、軍隊内の性愛など、「昭和」の時代を舞台にした重厚な物語とセックス描写が際立つ作品の撮影を、月2本ペースで続けている。なぜ昭和の性愛にこだわるのか。ヘンリー氏に聞いた。
「僕は幼少時に疎開し、中学1年まで千葉の田舎で過ごしました。その際に見た田舎の風景や男女の性の営みが作品の原点ですね。当時の日本人はみんな貧しかった。貧しさって不思議と性に直結するんです。貧しさゆえ仕方なく養女に出された娘が義父にいたずらされるとか、未亡人が夜這いされるとか。貧しさゆえに倫理を外れ、オブラートに包まず性と結びつけることができるからです」
その世界観ゆえに、女優のキャスティングにも、独特な審査ポイントを設けている。
「まずは肉厚で長いベロなら文句なしに撮影決定。色白でムッチリした太ももであればなお良い。そのため私が行なう女優の面接では必ずベロと太ももを見せてもらいます。あとは必ず聞くのは“唾液が飲めるか”ということ。接吻の際には唾液の口移しが欠かせませんから」
撮影ではこの「接吻」に強いこだわりを持っている。
「互いの唇を食い合うような激しく濃厚な接吻。それも、女からベロを差し込む接吻のエロチシズムにこだわっています。私は、接吻は“無修正の結合シーン”だと考えている。つまり挿入行為です。接吻では男女の立場が逆転する、これこそが最高にエロチックなんです。女に恥じらいを乗り越えさせ自ら舌を挿入させる接吻を撮るためだけにポルノをやっているといっても過言ではない」
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