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2017.07.29 15:00  ダイエット ポストセブン

南野ほか80年代アイドルも続々告白!バブル世代が更年期に直面

老眼でハイヒールが怖くなる感覚がわかったという南野陽子(50歳)。「昔から年をとるのが嫌ではなかった」と余裕の面持ち


「それまでは4年に1度くらいの頻度で加齢を実感していたのが、45歳ぐらいにガタンとなにかが一気に変わった気がしました。“来た、来た! これが更年期か!”みたいな」

中山美穂(47歳)、斉藤由貴(50歳)、浅香唯(47歳)…アイドル黄金期1985年組のひとり、”ナンノ”こと南野陽子(50歳)が、白髪や老眼、肩や背中の痛みなど、更年期の入り口でみられる体調変化を、読売新聞の健康に関するインタビューであっけらかんと明かし、世間をざわつかせた。「天下の南野様まで?」「ナンノが更年期を語る時代になったのはショック」 ──。

◆バブルを経験した負け知らず世代が更年期に直面中

ナンノだけではない。まさに今、西川史子(46歳)や田中美奈子(49歳)など、バブルを謳歌した“負け知らず”の世代の女性たちが更年期という壁に直面しているのだ。

「大学生の頃は女子大生ブームがあって、就職したらバブルがやって来て…、子育てが落ち着いてきた頃に“美魔女”ブームが来ました。石田ゆり子(47歳)が奇跡のアラフィフというニュースを見ても、やっぱり私たち世代が注目されている、という感覚があるんですよ。だから、50じゃまだまだ老化を受け入れられません」(49歳・主婦)

“美魔女”は、雑誌『美ST』から生まれた造語で、2012年に流行語大賞にノミネートされるなど、ブームを引き起こした。しかし一方で彼女たちは、美しいままでいられない(と思い込み)、更年期の自分に苦しむ「エイジング・ストレス」にかかりやすいという指摘もある。

「周囲から“若いですね”と言われてきたかたや、美貌に自信を持っているかたほど、若さが失われることに強いストレスを感じる傾向があるように思います。中には寝たきりで外出できないほど、更年期障害が重いかたもいます」(医学博士で健康アドバイザーの福田千晶さん)

◆“美魔女”たちのアンビバレントな胸の内

“若くなくなった”ことに対する、女性たちの意識の潮目は、変化を見せている。若く見えることにしがみつくのはやめよう、というナチュラル志向だ。昨年、雨宮塔子(46歳)はしわしわの肌を隠さずニュースキャスターとして復帰し、「フランス女性のような生き方」と好評をもって受け入れられた。

モデルの亜希(48歳)は、雑誌の掲載時にはシミを修正しないようリクエストしていると明かし、これまた潔い加齢の受け止め方だと喝采が集まった。冒頭のナンノの更年期カミングアウトもそのひとつだろう。

でも…と、事務をしている女性(46歳)は口ごもる。

「たしかにそう言えたらかっこいいです。でも、これまでネイルもヘアも肌も美しくするのがよし、と突っ走って来たのに、いきなり白髪染めをやめられるかといったらやっぱり抵抗がありますよ。それに、そんなカミングアウトをする人ほど、それ以外は手をかけてきれいにしてるじゃないですか…」

ある調査では、40~50代の女性333人のうち6割は「今以上にもっと頑張らなくてはいけない」と思っているという。この世代は、頑張ることで成功をつかんで来た“がむしゃら世代”であることから、自分に厳しく、体の不調を感じても、4割が「がまんしてやりすごす」という(ホルモンケア推進プロジェクト「更年期世代女性の体調変化と心理状態」調査より)。

“美魔女”世代は今、肉体の老化を孤独に受け止めつつ、そんなそぶりを見せないという、アンビバレント(相反する感情を同時に抱く)な世界に突入しているのだ。

◆エストロゲンの減少、骨密度の低下、そして〇〇の劣化

そもそも更年期障害とは何か? 前出・福田さんはこう語る。

「閉経に向けて女性ホルモンのエストロゲンが急激に減っていく時期を更年期といいます。この更年期は遅かれ早かれ誰にでも来るものですが、この急減する変化に脳と体がついていけず、不快症状が起こりやすくなります。これを更年期障害といいます。

エストロゲンは皮膚や髪、骨、精神などに影響しているため、症状は多岐にわたり、非常に個人差があり、感じない人もいるくらいです」

治療法としては、ごく少量のホルモンをのみ薬や貼り薬、塗り薬などで補充する「ホルモン補充療法」や、医療機関の保険診療でも広く使われる「漢方療法」を主流に、「カウンセリング療法」、食事やサプリメントを適切にとる「栄養療法」、「低用量ピル」がある。

しかし、待ち受けているのは、エストロゲンの減少だけではない。骨密度は約18歳から、コラーゲンの生成は約25才から、成長ホルモンや筋肉量は10代後半から20代前半をピークに下降していくため、さまざまな機能の衰えが訪れる。

「腟の劣化も忘れてはいけません」と話すのは、『ちつのトリセツ/劣化はとまる』の著者で出版社・径(こみち)書房代表取締役の原田純さん(62歳)だ。

「遅かれ早かれ、腟は必ず劣化します。無理なダイエットをしたり、冷え症だったり、長期間、挿入を伴うセックスをしていなかったり、更年期が近づいたりすると、腟は乾燥して硬くなります。

放っておけばカチカチに干からびて、骨盤底筋が衰え、尿もれや便秘などの不調をもたらします。そればかりか、子宮下垂や直腸瘤、ひいては骨盤臓器脱など病気にもつながるのです」

原田さんはこの本を手がけるまで、女性同士でも生理痛の話をしたことがないくらい、下ネタが苦手。女性器や腟という存在から目を背けて生きてきたという。

「そんなこと、はしたないと思っていたんです。でも、恐る恐る自分の腟を調べたらカッチカチに干からびて、子宮下垂と直腸瘤にもなっていました。無知でいることは必ずしも美徳ではないんですよね。最近は若い人も腟が冷え、萎縮しているそうです。尿もれで悩む30代の女性からも問い合わせが相次いでいます」

※女性セブン2017年8月3日号

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