「夕食会は、“実務的な話をする”という側面があったと聞いています。婚約が内定したということは、これから先、結婚に向けたさまざまな行事が現実的に進んでいくということ。スケジュールを含め、今後の段取りについて具体的なお話しがあったようです。
会見が2か月延期されたことで、今後の準備を急ピッチで進めなければなりません。小室さんは打ち合わせのためにたびたび秋篠宮邸を訪れていますが、佳代さんが同席する機会は限られる。2か月前ならみなさまお揃いで婚約内定を祝う余裕もあったのでしょうが、状況が差し迫ったということなのでしょう」
だがそれだけなら佳子さまと悠仁さまが出席を取りやめる必要はないようにも思える。
「費用などの込み入ったお話もあったのでしょう。だから、余計に佳子さまと悠仁さまは同席しにくかった。挙式や披露宴には多額のお金がかかります。眞子さまは皇室から民間へと出られるわけですから、そういった費用もご自分たちで賄わなければいけません。一般的にも、両家の招待人数の多寡によってバランスをとったりすることはあるでしょうが、新郎側と新婦側で折半が基本でしょうね。
ですが、小室さんはまだ若く、パラリーガルという職業柄、潤沢な収入があるわけでもありません。紀子さまとしても、娘に苦労をかけさせたくないという母心がある一方で、それでは秋篠宮家が負担すればいいかというと、そのお金の出どころは税金なわけですから、国民感情を考えるとそうもいきません。シビアな話になったことが推察されます」(前出・別の宮内庁関係者)
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年9月21日号