眞子さまが1才になられた頃、秋篠宮ご夫妻はスリランカ、インドなどへ20日間の海外公務に出かけられた。眞子さまにとって初めての「お留守番」となられたわけだが、紀子さまは準備万端で旅立たれた。
「出発前、寂しい思いをする眞子さまのため、紀子さまは『おやすみなさい』と言う、ご自分の声や子守歌を吹き込んだカセットと、親子3人で遊ぶ模様を収めたビデオを用意されました。また眞子さまのお世話をする侍女らには、参考にするようにと育児日記も残された」(秋篠宮家関係者)
紀子さまは「ふれあい」を大切にされながら、眞子さまをお育てになられた。前出の高清水さんは紀子さまの「ふれあい」にまつわる、こんなエピソードを紹介してくれた。それは眞子さまが1才1か月の頃、秋篠宮ご一家が軽井沢・万平ホテルで静養されていたときのことである。
「ホテルのオーナーが飼っていたゴールデンレトリバーのマークくんが、いきなり眞子さまに飛びかかったのです。一瞬、報道陣に緊張が走ったのですが、紀子さまは慌てることなく、『あら、お友達になりたいのね』と笑顔でおっしゃられました。あのとき、もしも紀子さまが『キャー!』とか『怖い!』などと叫ばれれば、その気持ちが眞子さまに伝わり、眞子さまは動物が苦手になられてしまったかもしれません。子供にとって動物は、最初のコミュニケーションの相手となる大切な存在。眞子さまが動物に先入観を持つことなく成長されたのも、紀子さまのふれあい教育の賜物でしょう」
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年9月21日号