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2017.09.08 20:00  マネーポストWEB

9月の日経平均 レンジ相場を経て下旬にかけて上昇か

9月の日経平均株価の値動きの傾向とは?


 9月は日本企業の多くが中間決算を迎え、株主優待や配当金の権利確定月となる。そうしたことが日本株の値動きにどういった影響を与えるのか。カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、9月の日経平均株価の値動きの見通しと、そこで注意すべき資金管理の重要性について、解説する。

 * * *
 今回は、9月の日経225相場の傾向について私がどのように考えているのか、お話をさせていただきます。

 早速ですが9月の相場傾向について考えるとき、考慮しなければいけない点が2つあります。それは「日本企業の中間決算」と「配当金」です。

 まず「中間決算」についてですが、9月は多くの日本企業の中間決算月にあたるため、決算を見越した売買が行われることが想定されます。例えば8月に相場が盛り上がらないことを想定し、企業が新規で売りポジションを持っていたとしたら、9月に買い戻し決済を入れてくるなど、決算対策を見越した大口の売買が行われることが想定されます。

 もちろん、3月の本決算とは違い、あくまで中間決算ですから、保有するポジションを全て決算するようなことはないと思われますが、いずれにしても決算対策の売買によって相場が上下動してレンジっぽい動きをすることが想定されます。例年の騰落率を見ても9月はレンジのような動きをする傾向が強いです。

 ただ、それに加えて「配当金」のことも考慮しなければいけません。9月末には「くりっく株365」の「日経225証拠金取引」において、買いポジション1ロットあたり1万3000円の配当金が入りますので、それを見越した新規買いが入り、相場は月末にかけて上昇する可能性が出てきます。

 そうした点を踏まえると、9月の日経225相場は、上旬から中旬にかけて上がったり下がったりレンジっぽい動きをし、下旬にかけては上昇する傾向がある、といえるのではないでしょうか。

◆相場暴落時に生き残るだけでなく絶好の買い場にする

 ただ、これはあくまで傾向であり、必ずそうなるとは限りません。例えば今は北朝鮮関連の地政学的リスクなども考慮しておかなければいけません。何か有事が起これば、日経225の相場が一気に1000円幅以上下落する可能性も考えられます。

 それでも、必要以上に恐れることはないでしょう。相場が大きく下落してマーケット全体が恐怖心から投げ売りしているような状態になれば、むしろそこが絶好の買い場となります。大勝利トレーダーというのは、世間が恐怖に怯えているまさにその時に、バチーンと買って、大きく利益を獲得するものです。

 だからこそ、どれだけ最悪の事態が起こり、相場が暴落するようなことがあったとしても、生き残るのはもちろんのこと、むしろ最悪の事態を絶好の買い場にして大きく利益を得られるように、無闇にポジションを持たず、資金管理を徹底的に行うことが大切だと考えます。

【PROFILE】池辺雪子(いけべ・ゆきこ):東京都在住の主婦。若い頃から株や商品先物投資を学び、2000年からFX投資を始め、これまでに8億円以上の利益をあげている敏腕トレーダー。2007年春、脱税の容疑で起訴、同年夏、執行猶予刑が確定。その結果、所得税、延滞税、重加算税、住民税、罰金(約5億円)を全て即金で支払う。2010年9月に執行猶予が満了。現在は自らの経験をもとに投資、納税に関するセミナー、執筆活動を行っている。トルコリラ/円、ドル/円、他通貨、日経平均株価などの値動きに関する詳細な分析を展開する「池辺雪子公式メルマガ」も発信中(http://yukikov.jp/)。

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