「あのサプライズは香取さんが言い出したことだったんです。ファンが長い時間、外で待っていることを知り、『こんな騒動がある中で応援してくれるファンに、一言でいいから挨拶したい』って。今までそんなこと一度もなかったのでスタッフ一同も仰天しました。彼は『これまでできなかったファンとの交流を積極的にやっていきたい』とも話していて、挨拶を終えて控え室に戻った時は、目がうっすらと潤んでいました」
ラジオ『ShinTsuyo POWER SPLASH』(bayfm)で22年間にわたりパーソナリティーを務める草なぎと香取は、10日に放送された番組で退社について初めて言及した。
草なぎが「『退社してどうするのか心配』というファンのかたの声は届いているので、とりあえず頑張っていこう。不安をワクワクした気持ちに変えて楽しみにしようと思う」と言えば、香取は「今まで、さぁこれからだという時は人生で何度も経験してきましたが、またこれから始まりです」と応じ、最後は香取がこう締めくくった。
「草なぎ剛と香取慎吾、これからもよろしくお願いします」
今後の精力的な活動を誓ったが、3人はあらためてファンに報告する予定だという。その1つが、「新聞広告」によるメッセージだ。
SMAP解散が報じられてから、ファンは何度も新聞広告を通じて「SMAPは永久に不滅です」などと訴えてメンバーを励まし続けた。東京新聞の個人広告欄は、SMAPへのメッセージで埋め尽くされたことも何度もある。
「これに感銘を受けた3人は、“今度はぼくたちがお返しをする番だ”と新聞広告を使って、ファンに合同メッセージを贈る計画を立てていると聞きました。実現は早くても、9月下旬以降になりそうです」(芸能関係者)
未知の一歩を踏み出した3人の今後は、これまで以上にファンに寄り添ったものになりそうだ。
※女性セブン2017年9月28日号