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2017.09.16 16:00  マネーポストWEB

ファストフードにほぼ行かぬオッサンも絶賛!「天丼てんや」の楽しみ方

酒飲みを虜にする「天丼てんや」の魅力とは?


 ファストフード店は年をとるにつれ、行かなくなるという人もいるだろうが、シニア層に人気だというのが外食チェーンの「天丼てんや」である。もちろん若い人も多く訪れるチェーン店ではあるが、「私が今でも唯一通い続けるファストフードチェーンです」と語るのは現在44歳の編集者・中川淳一郎氏である。1992年から25年通い続ける「てんや」の魅力について同氏が解説する。

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 時々どうしても食べたくなるものってありますよね。ラーメン、焼肉なんかがその最たるものだと思うのですが、天丼もその一つです。小さい頃、数ヶ月に1回出前を取ってもらう“店屋物”のご馳走といえば天丼だったのですが、予備校に通っていた時に下北沢の「てんや」で天丼を食べた時の感激ったら! 現在天丼は税込500円ですが、当時は490円だったと記憶しております。チェーンの天丼なんて……と思ったら、これがウマいったらありゃしない。エビ、イカ、キス、カボチャ、インゲンが入り、さらに漬物も取り放題でタレもかけられる上に味噌汁までついている。

 牛丼ファンが多かった時代ではありますが、一気に虜になってしまいました。その後、無職時代、ようやく初めての仕事が決まった後はてんやで生ビールを飲んで祝杯をあげ、通常の天丼にアナゴを加えたものを頼んでちょっとした贅沢をしました。引っ越しを終えた後は無事新生活が開始できたことを祝して一人てんやで生ビールと冷奴で乾杯したうえで、天丼を食べたものです。

 天ぷらってものはとにかく自宅で作るのが面倒くさいんですよね。牛丼や海鮮丼であれば、なんとか作れるものの、天丼は難しい。だからこそ、時に天ぷら屋に行って天丼を頼もうかとも思うのですが、神保町の「いもや」や「天丼家」といった天丼専門店を除き1000円以上はするもの。さらに、ランチタイムの天ぷら屋では混んでいるものですからビールとつまみで少し落ち着こうか……みたいなこともできない雰囲気があります。

 てんやの場合は、昼でも夜でも冷奴やおひたしといったつまみとビールをまずは頼むこともできます。「生ビールセット」もあり、これは生ビール+エビ+イカ+インゲン+レンコンで630円。少し前まで580円のかなりお得な価格でした。私は最近は2人でてんやに行くことが多いのですが、これを頼んで2人で分け、最後に締めの天丼を「ご飯少な目」で頼みます。すると50円引きに!

◆天ぷらの「チェンジ」活用で満足度も上昇

 こうして酒飲みをする前提でてんやに行くこともありますが、天丼だけを食べに行くこともあります。この時は、天丼を頼んだうえで追加トッピングをするのですね。マイタケ、いいね。アナゴ、250円で1本食べられるのサイコー! キスをもう一匹追加というのもいい。しかも、その季節ごとの限定品というものもあります。例えばメゴチ。天ぷらタネとして、ギンポに並んでファンが泣いて喜ぶ位置に属するメゴチをわずか120円で食べられるのは嬉しい限りです。春にはホウボウがあったりしますし、現在は「松茸と銀杏ほうれん草のかき揚げ」が200円で食べられます。

 このように、「飲み屋としての利用もよし」「季節を感じられる天ぷらもあり」「天ぷら専門店でなくては食べられないタネを安く食べられる」という利点がてんやにはあるのですね。

 そして、てんやの素晴らしい点を最後にもう一つ。それは「チェンジ」ができる点にあります。例えば「オールスター天丼」や通常の天丼を頼んだ場合に、同額以下の天ぷらだったら変更が可能なのです。私は「天丼」に含まれるカボチャの天ぷらはあまり好きではないのですが、70円のカボチャを同じく70円のナスに変更してもらいます。これで満足度92%ぐらいだった500円の天丼が、満足度100%に上がりました!

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