芸能

『ひよっこ』制作責任者 「またやれたら…という思いはある」

『ひよっこ』スピンオフはあるか?

 クライマックスに突入した連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)。東京で失踪した谷田部みね子(有村架純)の父・実(沢村一樹)は、記憶喪失になっていた。故郷の奥茨城村で妻の美代子(木村佳乃)ら家族との生活が始まれば何か思い出すのではという期待もはずれ、いまだに記憶は戻らない。回復のきっかけとなる“何か”が起きるのだろうか? 9月4日のクランクアップ取材会で制作統括・菓子浩氏に話を聞いた。

「記憶喪失という話を取り入れるときに、専門家に取材をしたんです。ポンといっぺんに戻ることもあれば、まだらに戻ることもあるし、戻らないこともある。実の場合も、いろいろな症例のうちのどれかです。記憶が戻るか、戻らないかというよりも、現在の谷田部家がどう生まれ変わっていくか。そこに着目していただければ」

 続いて、気になるみね子の恋については?

「みね子と前田秀俊(磯村勇斗)は職場の同僚で、働く仲間としてお互いの仕事ぶりが好きで…というところから始まった。最近、急速にお互いに惹かれつつあるかなぁという感じで、デートするシーンもあるかもしれません。ふたりの恋がどこまで進んでいくのかは、今後を楽しみに見てください」

 最終回を前にすでに寂しさがこみ上げているファンも少なくないだろう。スピンオフの企画などは進行しているのだろうか?

「今のところは、とくに(スピンオフなどの)計画が進んでいるということはないです。でも、それぞれの人物にすごく物語があるので、ここを切り取ってもおもしろいだろうな…というのはたくさんある。またやれたらいいな…という思いは、キャストのみなさんにも、スタッフにもあると思います」

※女性セブン2017年9月28日号

関連記事

トピックス

《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
《愛子さま、単身で初の伊勢訪問》三重と奈良で訪れた2日間の足跡をたどる
女性セブン
水原一平氏と大谷翔平(時事通信フォト)
「学歴詐称」疑惑、「怪しげな副業」情報も浮上…違法賭博の水原一平氏“ウソと流浪の経歴” 現在は「妻と一緒に姿を消した」
女性セブン
『志村けんのだいじょうぶだぁ』に出演していた松本典子(左・オフィシャルHPより)、志村けん(右・時事通信フォト)
《松本典子が芸能界復帰》志村けんさんへの感謝と後悔を語る “変顔コント”でファン離れも「あのとき断っていたらアイドルも続いていなかった」
NEWSポストセブン
大阪桐蔭野球部・西谷浩一監督(時事通信フォト)
【甲子園歴代最多勝】西谷浩一監督率いる大阪桐蔭野球部「退部者」が極度に少ないワケ
NEWSポストセブン
がんの種類やステージなど詳細は明かされていない(時事通信フォト)
キャサリン妃、がん公表までに時間を要した背景に「3人の子供を悲しませたくない」という葛藤 ダイアナ妃早逝の過去も影響か
女性セブン
創作キャラのアユミを演じたのは、吉柳咲良(右。画像は公式インスタグラムより)
『ブギウギ』最後まで考察合戦 キーマンの“アユミ”のモデルは「美空ひばり」か「江利チエミ」か、複数の人物像がミックスされた理由
女性セブン
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
30年来の親友・ヒロミが語る木梨憲武「ノリちゃんはスターっていう自覚がない。そこは昔もいまも変わらない」
女性セブン
水原氏の騒動発覚直前のタイミングの大谷と結婚相手・真美子さんの姿をキャッチ
【発覚直前の姿】結婚相手・真美子さんは大谷翔平のもとに駆け寄って…水原一平氏解雇騒動前、大谷夫妻の神対応
NEWSポストセブン
大谷翔平の通訳・水原一平氏以外にもメジャーリーグ周りでは過去に賭博関連の騒動も
M・ジョーダン、P・ローズ、琴光喜、バド桃田…アスリートはなぜ賭博にハマるのか 元巨人・笠原将生氏が語る「勝負事でしか得られない快楽を求めた」」
女性セブン
”令和の百恵ちゃん”とも呼ばれている河合優実
『不適切にもほどがある!』河合優実は「偏差値68」「父は医師」のエリート 喫煙シーンが自然すぎた理由
NEWSポストセブン
大谷翔平に責任論も噴出(写真/USA TODAY Sports/Aflo)
《会見後も止まらぬ米国内の“大谷責任論”》開幕当日に“急襲”したFBIの狙い、次々と記録を塗り替えるアジア人へのやっかみも
女性セブン
違法賭博に関与したと報じられた水原一平氏
《大谷翔平が声明》水原一平氏「ギリギリの生活」で模索していた“ドッグフードビジネス” 現在は紹介文を変更
NEWSポストセブン