「東京・銀座にある懐石料理の店で顔を合わせたようです。でも、ふたりきりというわけではなく、お見合いというほどの意味合いもなかった。シュロスバーグ氏からのアプローチによって実現した食事会だったようで、実際、その場で連絡先も交換したそうです」(別の宮内庁関係者)
日本企業に勤めたシュロスバーグ氏は、今秋からアメリカ・ハーバード大のロースクールに通うという。佳子さまの留学するイギリスとは遠く離れているが、眞子さまと小室さんがそれぞれイギリスとアメリカに留学しながら愛を育まれた例に照らせば、超えられない距離ではなさそうだ。
「佳子さまがAさんと交際していることはないようです。一方のシュロスバーグ氏には好意もあったようですが、メールのやりとりを何度かするうちに、連絡を取らなくなってしまったそうです」(前出・別の宮内庁関係者)
実現していれば世紀の国際結婚だったわけだが、意外にも皇族の「国際結婚」は特段禁止されているものではない。
「皇室典範に国際結婚を禁じる記述はありません。そもそも女性皇族の結婚は皇室会議を開く必要もありませんので、法的には一般と同様に本人の意思だけで可能です」(皇室ジャーナリストの山下晋司さん)
1901年に梨本宮家の長女として生まれた方子(まさこ)女王が、朝鮮半島の李王朝の皇太子だった李垠(りぎん)と結婚した例もある。
「女性皇族にとって留学は英語や他国の文化を学ぶ機会である一方、日本を離れ開放的な気分になるのも事実。ある女性皇族は現地の外国人とつきあったこともあったといいます。リーズ大学では世界各国の学生が学んでおり、中には“日本のプリンセスとお話ししてみたい”と興味津々の学生もいると聞きます。佳子さまの運命の赤い糸が国際結婚に繋がっている可能性も大いにあるのです」(皇室記者)
恋は海を超えるのか──。
撮影/雑誌協会代表取材
※女性セブン2017年10月5日号