家計

「新電力」ホントに安い? FPが「1年半使った実績」を公開

ソフトバンクなど多くの事業者が「新電力」サービスを展開している(写真:AFP=時事)

ソフトバンクなど多くの事業者が「新電力」サービスを展開している(写真:AFP=時事)

 2016年4月、法改正で電力会社が選択可能になった。開始当初は「電気代が安くなる」と話題になることも多かったが、あれから1年強。本当に安くなったのか。実際に“新電力”に変更したファイナンシャル・プランナーの清水斐氏が、家庭での電気代の変化や利用した実感をリポートする。

 * * *
 電力自由化を受け、せっかくだからやってみよう、と昨年3月に電力会社変更の手続きをしました。比較サイトなどで検討し、導入したのはLooopという事業者が運営する「Looopでんき」というサービスです。それを選択した理由は、

・導入前の段階である程度情報提供がされ、対応エリアが全国規模だったこと
・解約して元に戻す、あるいは違う電力会社に変更することになっても違約金が発生しない
・元の電力会社の基本料金+利用料ではなく、利用料だけの請求が基本だったので「使った分だけ払う」という納得感がある

 が主です。「不自由があったらすぐに戻せばいい」という心づもりでした。

利用の前提、生活スタイルは?

 我が家の電気利用の前提・環境は以下の通りです。

・一軒家で夫婦2人暮らし
・元々は中部電力で従量電灯B 40Aの契約
・日中は不在がちで、電気を使うのは主に夜~朝の時間帯
・キッチンはガスコンロ、給湯も主にガスを利用

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。