美奈子「子供が寝てから毎日1時間くらいは携帯でゲームとかをやったりしてますね」
細野「ですよね、どんな忙しい人でも、隙間時間は絶対にあるんですよね。その1時間を57分に変えてみるだけでいいんです。だって、レシート1枚を1行で書いちゃえばいいだけだから。考え方をちょっと変えて、まず家計ノートを3分だけやって、あとは自由だぞと携帯のゲームとかをやれば、生活のメリハリも変わってきますよね?」
美奈子「リズムを作るってことですね」
オバ「自分の意識の中に家計を入れるには毎日やった方がいいということ?」
細野「むしろその方が実はラクなんです。だって夏休みの宿題も習慣化してないからやれないじゃない。終わりの3日ぐらいに慌てて天気を書き込むような(笑い)。ぼく自身もそうだったから気持ちはよくわかる。1週間とかたまって“つけないとな”という義務感。無理にやろうとすると心が重くなってしまうんです」
オバ「ためないで継続させるための毎日3分なのね」
細野「美奈子さんはメモ欄の活用も上手そうじゃないですか。“○○に旅行”だけで、あの時みんなで集まれてホント楽しかったな~って、後からいい思い出が蘇ってきますよね」
美奈子「確かに…なるかも」
細野「ダイエットだって十何キロ成功したんですよね?」
美奈子「はい、実は私やればできる子なんです(笑い)」
細野「家計簿をつけるってダイエットと同じ仕組みで家計のダイエットをするんです」
オバ「実際には、経験者から言わせてもらうとダイエットより家計ノートのほうがラクちんなのよね」
細野「5年後、10年後の子供たちの夢を叶えるために、たったの1日3分、家計を考える時間を作る。それだけで充分なんですよ」
美奈子「頑張る。これだけは頑張ってみたいです」
※女性セブン2017年10月12日号