家計

共通ポイントは各店ギリギリのサービス 得する使い方は?

共通ポイントの仕組みは?(Pontaカード)

共通ポイントの仕組みは?(Pontaカード)

 TポイントやPontaポイントなどは、「共通ポイント」と呼ばれ、レストランやガソリンスタンド、書店などの提携店舗ならどこでも、支払額に応じてポイントが貯められる。そして、貯まったポイントは通常1ポイント(以下P)1円相当で使えるのがメリットだ。

「共通ポイントは通常、100~200円の支払いで1Pもらえるので、還元率としては0.5%~1%。この1Pを2円で使えれば、還元率は2%にあがります」とは、ポイントの貯め方、使い方に精通するポイ探・菊地崇仁さんだ(「」内、以下同)。

 ポイントの“貯めワザ”は数あれど、ポイント換金の裏ワザは決して多くはない。お得な使い方がたくさんあれば、ポイントを貯めたり、使ったりする人が増え、消費も活性化しそうなもの。しかし実はこのポイントシステム、店にとってかなりの負担になっているのだという。

「そもそもポイントはオマケであり、店のサービス。店はポイントをポイント会社から買っているんです。その仕入れ値は、手数料も払っているので、1P=1円以上に。1P=1円ですでに赤字なのに、これ以上サービスすると経営に打撃を与えかねないんです」

 そのため、ポイントのお得な使い方は案外知られていない。まさに、知っている人だけ得をするというわけだ。

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