ライフ

【法律相談】別れた不倫相手がストーカー行為 対処法は?

ストーカーにはどう対処?

 不貞を働く者は少なくないが、別れ方が悪いと悲惨な結果を招くことにもなりかねない。別れた不倫相手がストーカー化した場合、どんな対処を取ればよいか。

【相談】
 不倫相手と別れました。その2か月後、私のスマホに彼女からメールが送られてきて、確認すると娘の運動会の映像でした。彼女は娘の運動会に行ったのです。まさか娘の身に何かあるとは思えませんが、この行為は完全に法に触れるのではないでしょうか。彼女に警告を与える意味でも教えてください。

【回答】
 ストーカー行為規制法では、「つきまとい等」という行為を定義し、これを繰り返すことでストーカー行為とみなし、犯罪として禁じています。

 その「つきまとい等」とは、恋愛感情が満たされない恨みを晴らすために相手やその配偶者、さらに親子などに対し、

(1)つきまとい、待ち伏せ、立ちふさがり、住居等の付近で見張り、押し掛ける
(2)行動を監視していると思わせること
(3)面会、交際の要求
(4)著しく粗野又は乱暴な言動
(5)無言電話、拒否を無視した連続電話やFAX送信やメール送信
(6)汚物、動物の死体等の送付
(7)名誉を害する事項の告知
(8)わいせつな発言や文書図画の送付

 などをすることです。これを同一人に繰り返すとストーカー行為になります。ただし、(1)から(4)の行為と(5)のうちのメール送信では、身体の安全・住居の平穏、名誉等に危害が及ぶ不安を感じさせる方法でされたことが必要です。ご質問では、(1)や(2)に該当しそうですが、1回だけではストーカー行為にはなりません。

関連記事

トピックス

岸信夫元防衛相の長男・信千世氏(写真/共同通信社)
《世襲候補の“裏金相続”問題》岸信夫元防衛相の長男・信千世氏、二階俊博元幹事長の後継者 次期総選挙にも大きな影響
週刊ポスト
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
女優業のほか、YouTuberとしての活動にも精を出す川口春奈
女優業快調の川口春奈はYouTubeも大人気 「一人ラーメン」に続いて「サウナ動画」もヒット
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
デビュー50年の太田裕美、乳がん治療終了から5年目の試練 呂律が回らず歌うことが困難に、コンサート出演は見合わせて休養に専念
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン