◆最期に備えるために

「趣味に生きる」人にも、各分野に手帳がある。

『将棋手帳2018』(600円)、『2018囲碁手帳』(1100円)は、それぞれ日本将棋連盟、日本棋院が発行、ホームページなどで購入できる。将棋手帳には、プロ棋士の名簿や棋戦スケジュールのほか、アマチュアも含めた過去の棋戦の記録が網羅され、自身の対戦成績まで記入できる。

「歴史好きに根強い人気を集めるのが『歴史手帳2018』(吉川弘文館・1026円)です。世界史・日本史の年表を始め、国宝・史跡一覧といった細かい史料が充実している」(高畑氏)

 他にも、全国の路線図が掲載されている『鉄道手帳2018』(創元社・1296円)や、その日に起こる天文現象、年間の衛星の動きなどを網羅した『天文手帳2018』(地人書館・1058円)は、旅のお供に最適だ。登山ルートや料金などの案内が付いた『山の手帖2018』(信濃毎日新聞社・1296円)もある。

 いつかやってくる「人生の終幕」に備えたい人が有効活用できる手帳もある。

「『こんまりの毎日がときめく魔法の片づけ手帳2018』(扶桑社・1728円)は、『今週中に片づけたいこと』を毎週記入して実行することで、計画的に『生前整理』をする手助けにもなる。また、『しきたり十二ヵ月手帳2018』(ディスカヴァー21・1728円)も便利です。葬儀の作法などの様々なマナーが記載されていて、いざという時に役立つ」(高畑氏)

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