季節やイベントに合わせてインテリアを変えることは、気分転換になるだけでなく、運気にも変化をもたらすようだ。風水建築デザイナーの直居由美里さんが、クリスマスツリーと風水の関係を語る。
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季節に応じて住まいのインテリアを整えることは、見た目に楽しいだけでなく、開運につながります。
風水を含む東洋占術の基礎である陰陽五行は季節の変化に対応します。冬は陰(水)の気が強くなりますから、陽の気の象徴である赤(火)を用いることでバランスが整います。赤は太陽の象徴であり、緑(木)によって強められます。
赤と緑はクリスマスカラー。暗い冬が続くヨーロッパは、陰の気が最も強くなる冬至の頃にお祭りを行っていました。これがキリスト教と結びついてクリスマスとなったのです。洋の東西を問わず、最も日が短くなる冬至に生命力あふれる赤と緑を用いることは民族の知恵なのでしょう。
年中同じ部屋に暮らしていると、気持ちがギスギスして家族関係も悪化します。子供が大きくなって、クリスマスなんて関係ないというかたもいますが、おだやかな老後を楽しむためにも小さくていいのでクリスマスツリーを飾りましょう。ポインセチアの赤も部屋の雰囲気を明るくします。
そしてクリスマスツリーを置く方位にもこだわりたいもの。部屋の中心から見て東、南東、南に置くと開運効果が倍増します。
東は日の出の方位ですから、新規スタートをサポートします。新年から何かを始めたいなら、東の方位を整えましょう。南東はなごやかな人間関係や良縁をもたらします。婚活中の家族がいるなら、南東こそ最も大切な方位です。東や南東にクリスマスツリーを飾り、クリスマスが過ぎたら、観葉植物を置きます。そして、南はインスピレーションや投資運を司ります。キラキラ輝くオーナメントが南のパワーを強めます。南の窓辺にクリスタルを吊るすと直感力が冴えて正しい決断が下せます。
年中行事を楽しむと、季節の流れに敏感になり、運気が好転します。クリスマスから年末年始へ、心が弾むようなインテリアを工夫しましょう。
※女性セブン2017年12月14日号