百歩譲って、韓国が理解できない国だとしてもかまわない。でも、日本にだけは迷惑をかけてくれるなとは思うね。もちろん韓国の自由は認めるし、韓国の自由を侵害しようとも思わない。でも、あちらさんが日本に迷惑をかけて、利益を奪って、自由を侵害しようというのであれば、厳しく対処するのが当然だ。従軍慰安婦問題はまさにそれなんだよ。日本を貶めることに必死な韓国に対して黙っているのはあり得ない。強く抗議するのはもちろん、場合によっては経済制裁も必要だと思う。韓国が北朝鮮の支援をするなら、なおのことだよ。
──そして、北朝鮮情勢の緊張が高まるなか、日本国内では相撲の報道ばかりだとツイッターで嘆いていましたね。
高須:そう。もちろん大相撲の暴力問題も重要なニュースだとは思う。でも、下手をすれば戦争に発展しかねない状況だというのに、北朝鮮情勢を差し置いて相撲のニュースばかりというのは、疑問だね。
国会でも野党は北朝鮮の話よりも、森友・加計問題の質問をしているもんなあ。どう考えても北朝鮮問題のほうが重要だよ。日本にミサイルが撃ち込まれるかもしれないのに、土の中のゴミの話ばかり聞いて何がしたいんだ? 野党は国民を守りたくないのか? 国民を危険にさらしたいのか?
たまにツイッターで「モリカケ問題から国民の目を逸らすために、安倍首相が北朝鮮にミサイルを撃たせた」なんていう、とんでもない妄想陰謀論が投稿されているけど、モリカケの質問ばかりする野党のみなさんも、北朝鮮問題から国民の目を逸らしたいんじゃないのか?なんて思っちゃうよ(笑い)。本当に国のことを思っていたら、こうはならないんだけどね。ちょっと悲しいなあ。
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愛国心が薄れつつあるような状況を嘆く高須院長。それにしても、有言実行で昭和天皇独白録を落札してしまうのはさすがです!
【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。
昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)、『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『筋と義理を通せば人生はうまくいく』(宝島社)、『行ったり来たり 僕の札束』(小学館)など。最新刊は『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)。