◆東京・世田谷一家殺害事件
【2000年12月30日 警視庁】懸賞金2000万円(※12月15日まで)
年の瀬の深夜、東京都世田谷区の会社員・宮澤みきおさん(当時44歳)、妻の泰子さん(同41歳)、にいなちゃん(同8歳)、礼くん(同6歳)の一家4人が包丁で刺されるなどして惨殺された。犯人は殺害現場でアイスクリームを食べるなど異常な行動も。犯人が着ていたトレーナー、ヒップバッグ、靴、帽子、手袋など犯人の遺留品が多数あった。
2014年、懸賞金が国内最高額2000万円に引き上げられたが、犯人はいまだ見つかっていない。警視庁はこれまで捜査員延べ約26万人を投入。敷地内のポリスボックスに警官が24時間常駐する。
◆葛飾柴又・上智大生殺害事件
【1996年9月9日 警視庁】懸賞金800万円
東京都葛飾区柴又で上智大学4年生の小林順子さん(当時21歳)が自宅で殺害、放火された事件。焼け跡の2階寝室から、粘着テープやストッキングで手足を縛られ、首を数か所刺された順子さんの遺体が見つかった。遺体に掛けられた布団に付着していた犯人のものと思われる血液のDNA鑑定から、A型の男と判明している。
事件直前に順子さん宅を見ていた身長約160センチの不審な男の似顔絵もあるが、いまだ犯人は見つかっていない。