だがこの“夢のコラボ”が、思わぬ波紋を広げてしまう。嵐のデビュー曲『A・RA・SHI』を披露した2組。普段は櫻井翔(35才)が担当するラップ部分を、この日は乃木坂46が任されることとなったが、“事件”はここで起こった。
乃木坂46の新エース・齋藤飛鳥(19才)が「今日もテレビで言っちゃってる」という歌詞を「今日もどこかで言っちゃってる」と歌い間違えてしまったのだ。しかも、本人は気がつかぬまま、最後まで熱唱。歌い終えた後は大仕事を成し遂げた充実感からか満面の笑みを浮かべていた。
しかし、この「歌詞間違い」に激怒したのが一部の嵐ファンだ。
〈初っ端からデカイ声で歌詞間違えやがった、許さん〉
〈他人の曲歌わせてもらうのに歌詞間違えるのは有り得なくない?〉
大炎上する一方、乃木坂46ファンも黙ってはいない。
〈この世に間違えたことのないやつなんていないやろ!〉
〈乃木坂が歌詞間違えただけで怒る嵐ファンってほんとなんなの〉
と大反撃する論争に発展。
最終的には齋藤本人が〈嵐さんとコラボさせて頂いたんですが、わたしどうやら歌詞を間違えてしまったみたい(中略)嵐の皆さん、嵐ファンの皆さんへ、ここで発信したところで届くはずがないのはわかっておりますが、とにかく早くごめんなさいをしにきました〉と謝罪して騒ぎに終止符を打った。
この齋藤の迅速な対応は嵐ファンからも〈嵐に緊張しちゃったんだよね? 大丈夫だよ! むしろ、嵐がそれだけ偉大って事が分かって嬉しかった!〉と好感を得た。
だが、炎上コラボについて日テレ関係者は声を潜める。
「ぶっちゃけ、アイドル同士のコラボは炎上覚悟です(苦笑)。そもそもコラボを発表した時点でネットは荒れています。でも、そうして炎上してくれたら、番組を見てくれますから。ただし、アイドル同士の場合、他のアーティストたちと違って本人たちに演出を任せるということはしません。目線を合わせるとか距離感なども、充分に配慮した演出にしています」
※女性セブン2018年1月1日号