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2017.12.19 15:59  週刊ポスト

歌舞伎町の老舗「アメクリ」 30年も愛され続けた理由

歌舞伎町でも「店舗型」は珍しい

 東京・歌舞伎町のど真ん中にあるファッションヘルス『アメリカンクリスタル』(以下アメクリ)は、昭和58年にノーパン喫茶の“進化版”として開業。以来、30年以上にわたり営業を続けている、数少ない「昭和を知るフーゾク店」だ。オープン当時から2009年まで経営にかかわった元会長の小川直行氏が当時を振り返る。

「ノーパン喫茶は“見るだけ”でしたが、アメクリはお気に入りのウェイトレスと個室に入り、過激サービスでヌいてもらえる“エキサイティング喫茶”でした。料金は30分1万2000円で安くはなかったが、深夜番組『トゥナイト』(テレビ朝日系)で、映画監督の山本晋也さんが紹介してくれたことで人気が爆発。1日の客数が300人以上ということもザラで店の前に行列ができるほどの繁盛店になりました」

 ノーパン喫茶のブームは1年ほどで去ったが、アメクリはその後も時代のニーズに合わせて“変化”することで生き抜いてきた。昭和60年の風営法改正により、ノーパン喫茶の複合フーゾク店が認められなくなると、アメクリはシャワー室を付けて「ファッションヘルス」に業態を変え、法律の抜け道を見つけた。

◆鉄マンになりました

 昭和62年に国内で初めてエイズ患者が出ると、女性従業員、男性客双方がフーゾクを敬遠した。ここでもアメクリは“神対応”を見せた。サービス内容を生フェラから手コキに変え、さらに耳かき、女の子の体を筆で撫でるなどの新サービスを付けて料金も1万円に下げた。すると、客足が回復するまでそれほど時間はかからなかったという。

 そうした長い歴史を支えてきたのは、他ならぬ働き手の女性たちだろう。

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