国内

落選続きの豊田真由子氏がトップ当選した「ある大賞」

世のおじさんを一番ドキッとさせた(時事通信フォト)

「インスタ映え」と「忖度」──12月1日に発表された2017年の流行語大賞に“ちーがーうーだーろー!”と思った人も多かったはず。元秘書への暴言で話題を呼んだ豊田真由子・前衆院議員(43)の「このハゲ―!」はノミネートすらされず、「ちーがーうーだーろー!」もトップテン圏外に沈んだ。

「どう考えても一番流行ったのは『このハゲ―!』だと思うのですが、さすがに外見で人を罵倒する言葉を大賞にするわけにはいかなかったのでしょう」(大賞表彰式を取材した記者)

 10月の衆院選に続いて“連続落選”した豊田氏だが、この間、一つの栄誉を獲得していた。

「最も怒りの感情をコントロールできずに失敗してしまった人」に贈られる「アンガーマネジメント大賞」を、日本アンガーマネジメント協会の公認講師254人のうち166票(得票率65%)を獲得して見事受賞したのだ。

 感想を聞きに事務所を訪ねたが、本人は選挙後一度も姿を見せていないという。元公設秘書はこう語った。

「(豊田氏は)いろんな方とお話ししながら整理して、(今後について)考えているんだと思います。また政治活動するのであれば私はサポートします」

 本人不在の中、日本アンガーマネジメント協会の安藤俊介・代表理事が授賞の言葉を贈った。

「怒りをなくす努力をするのではなく、社会のために建設的に使えるようになれれば、再び評価される日が来るでしょう」

 怒りが建設的に使われる場所……国会以外に思い浮かばないが、さて、どうしたものか。

※週刊ポスト2018年1月1・5日号

関連記事

トピックス

二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
今回のドラマは篠原涼子にとっても正念場だという(時事通信フォト)
【代表作が10年近く出ていない】篠原涼子、新ドラマ『イップス』の現場は和気藹々でも心中は…評価次第では今後のオファーに影響も
週刊ポスト
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
韓国2泊3日プチ整形&エステ旅をレポート
【韓国2泊3日プチ整形&エステ旅】54才主婦が体験「たるみ、しわ、ほうれい線」肌トラブルは解消されたのか
女性セブン