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コラム

2018.01.11 07:00  マネーポストWEB

ラーメンや洋服など食べ放題・借り放題「月額サービス」、その利点は?

『野郎ラーメン』の月額サービスは何杯で元が取れるか?


「いらっしゃいませ! 今日は何にしますか?」
「とんこつラーメンの脂増し、焼き野菜で」
「はい。いつもありがとうございます」

 コシがある麺の上にしゃきしゃきの野菜と肉厚のチャーシューがこんもりとのっている。食べ進めていくうちに、チャーシューの脂がスープになじんできて、こってり感が増して、ボリュームも満点だ。

 ラーメンに目がない本誌記者は、この店に週に2~3度は通っている。しかし、どれだけ食べても値段は月8600円だ。

 ここは、首都圏を中心に展開するラーメンチェーン店の『野郎ラーメン』。同店は、月額8600円で毎日ラーメンが食べられる「野郎ラーメン生活」というサービスを昨年11月から提供している。

「1日につき1杯まで、食べられるのはとんこつラーメン(780円)、汁無し麺(830円)、味噌ラーメン(880円)の3種類、という制限はあります。でも、このサービス8を使うと、とんこつは12杯、汁無し麺では11杯、味噌ラーメンは10杯で元を取ることができるんです」(常連客)

 この食べ放題サービスは、スマホから申し込むことができる。アプリをダウンロードし、月額サービス料8600円をクレジットカードやキャリア(携帯料金と一緒に請求)で支払う。あとは店舗でスマホ画面を見せるだけ。いたって簡単だ。

 お腹が満たされると、今度はお茶でも飲んで一息入れたくなる。記者が次に向かったのは、新宿にある馴染みのカフェ、「コーヒーマフィア」。

 ここも月額サービスを実施している。200円のコーヒーが月額2000円で、来店ごとに1杯無料となる。今月に入り10杯以上は飲んでいるので、充分に元は取れている計算になる。月額サービスが適用されるのは、来店1回につき1杯のみだが、1日に何度でも利用でき、持ち帰りも可能。ヘビーユーザーでなくても、かなりお得だ。

◆月額6800円で洋服が借り放題

 飲食店などで、ひと月に一定の料金を支払えば食べ放題になる、そんな“月額サービス”が今続々と広がっている。

『野郎ラーメン』に月額サービスを提案したコンテンツ配信やシステム開発を手がける「iXIT(イグジット)」の殿谷百合子さんが語る。

「ヘアサロンでも飲食店でも、これまではクーポンが定番でした。クーポンは、新規のお客さんが安く利用できるサービスです。しかしこれは、お店が本当に大切にしなければいけない常連さんが得をしません。

 そこで、リピーターのかたに喜んでいただけることを最大のテーマにしたのが、定額サービスです。利用すればするほどお得になるという新しいサービスなのでネットで話題になったり、テレビの特集で取り上げられたりして、リピーターだけでなく、新しいお客様も増えています」

 月額サービスが広がっているのは、飲食店だけではない。

 渋谷の代官山にあるネイルサロン「ルビーアンドオニックス」では、凝ったデザインや長さ出しも含めて、何度通っても月額1万4800円(税別)というサービスを展開している。

 通常は1回あたり1万円以上かかるので、かなりのお値打ち価格である。デザインに飽きてしまったら、数本だけ変えることもでき、デートの日に特別なネイルにすることもできる。

 洋服のレンタルサービス「エアークローゼット」では、月額9800円を支払うと何度でも、洋服を借りることができる。

 スタイリストが選んでくれた3着の洋服が届き返却すれば、また新しい3着が届くというシステムで、好きなだけオシャレを楽しむことができる。うれしいことに、送料もクリーニング代も不要だ。会社に着て行く服を「エアークローゼット」で調達している会社員の小池彩さん(?才・仮名)が話す。

「身長、サイズ、好みの色、好みのファッションスタイルを記入して自分の写真を送れば、スタイリストさんが自分に合った洋服を送ってくれます。返送時に感想を送れば、次回のセレクトに反映してくれるので、どんどん自分好みのセレクトになっていくのも楽しい。

 ユナイテッドアローズやアーバンリサーチ、ビームスなどの人気ブランドの服が届きます。使い始めて1年。商品が届かない、全く自分好みの服ではないものが届いたというトラブルはありません」

※女性セブン2018年1月18・25日号

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