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2018.01.11 16:00  マネーポストWEB

『いきなり!ステーキ』愛好家が語る「肉マイレージ」の魔力

定番のリブロースステーキ300g


 2013年12月、東京銀座に1号店がオープンして以来、急速に全国でチェーン展開をしているステーキチェーン『いきなり!ステーキ』。2017年11月末の時点で170を超える店舗が営業している。外食チェーンに詳しいフリーライターの小浦大生氏はこう説明する。

「グラム量り売りの立ち食いステーキ店として誕生した『いきなり!ステーキ』は、『ペッパーランチ』を運営するペッパーフードサービスによる新業態。店舗数を増やすとともに認知度も急上昇し、メディアで取り上げられる機会も増え、客足も増え続けています。2018年には200店舗以上のオープンを目指しているとも言われており、その勢いは今後も続きそうです」

 いきなり!ステーキの大きな特徴は、肉をグラム単位で販売する点。全店舗共通の定番メニューとしては「リブロースステーキ」が1gあたり6.9円(税抜き、以下同)で、300g以上からオーダー可能。店舗によっては取り扱いがない場合もあるが、「ヒレステーキ」であれば1gあたり9円で200gからオーダー可能となっている。

「お肉は最低でも1人前2000円程度で、さらにライス&スモールサラダセットが350円なので、定食などに比べたら決して安くはない。しかし、同じくペッパーフードサービスが運営するステーキチェーン『炭火ステーキくに』では同等の肉がおよそ倍の価格で提供されていることを考えれば、かなり安いと言えそう。最近では椅子がある店舗も多いですが、元々は立ち食いで回転率が高いということ、そして接客サービスも簡素化されているということで、価格を低く抑えられているというわけです」(小浦氏)

◆「肉マイレージ」はずるい!

 週に1回はいきなり!ステーキに行くという30代の男性会社員Aさんは、「リブロースステーキ300g」が基本だという。

「ステーキ専門店などでは、本当は300gのステーキを食べたかったとしても、値段が高いということもあって200gで我慢することも多かったんですが、いきなり!ステーキであれば他店の200gの値段で300gを食べられるので、本当に助かっています。好きなのは、ホットソースをたっぷりかけて、甘口ソースとおろしにんにくを少し乗せるという食べ方です。今日はお腹が空いているなという日は、400g頼むこともあります」

 いきなり!ステーキでは、「肉マイレージカード」というメンバーズカードがある。これは、食べたステーキの量が「肉マイレージ」として貯まっていく。肉マイレージが貯まるとカードのランクがアップし、様々な特典を受けることができる。そんな「肉マイレージカード」にハマってしまったというのが、20代の女性Kさんだ。

「元々いろんなポイントやマイレージを貯めるのが好きなんですが、飲食チェーンのなかでも特に『肉マイレージカード』は貯めがいがあります。マイルが貯まっていくのが、単純に楽しい。来店ごとにスタンプ1個というシステムではなく、食べたグラム数が蓄積されていくというシステムが、ポイントマニア心をくすぐるんです。これはずるいですね(笑)。

 私はそこまで大食いではないので、なかなか貯まらないんですが、あえてライスなどのサイドメニューは頼まず、お肉を400gとか500gとか、多めに食べて、肉マイレージを貯めています」

 ちなみに、肉マイレージが3000gでゴールドカード、20000gでプラチナカード、100000gでダイヤモンドカードとなる。誕生月にはバースデー特典がもらえるが、通常のメンバーズカードなら500円クーポン、ゴールドでUSリブロース300g、プラチナで好きなステーキ300g、ダイヤモンドで好きなステーキがペアで300gがそれぞれプレゼントされる。

「バースデー特典以外にもランクアップ時にクーポンがもらえますし、ゴールドカードなら毎回ソフトドリンク1杯無料で、プラチナ以上なら好きなドリンクが1杯無料となります。これらのサービスはなかなかお得といえるでしょう。自己満足的な喜びだけでなく、特典もバッチリだと思います。リピーターを作るマイレージカードとしては、かなり有効ですね」(小浦氏)

 安さや手軽さだけでなく、消費者の心をくすぐる肉マイレージカードも、いきなり!ステーキ躍進に一役買っているようだ。

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