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コラム

2018.02.04 17:00  たまGoo!

勝手にやらないで!祖父母が孫を甘やかすときの対処法

勝手にやらないで!祖父母が孫を甘やかすときの対処法


孫は目に入れてもかわいいというのは本当のようで、日本各地で祖父母による孫の甘やかしは絶えません。業界は「孫の日」まで作って消費拡大をはかろうとするし、七五三のお祝いは盛大に!とDMは来るし、親としては「もう甘やかさないで!」と叫びたくもなります。それでは、祖父母が孫を甘やかすとき、どう対処すればいいのでしょうか。

祖父母と孫の関係は特別なもの

みなさんは自分が幼い頃のことを覚えていますか?祖父母と同居していた人、写真でしか見たことがなかった人、遠くにすんでいた人、それぞれ思い出があるはずです。祖父母と孫の関係は、やはり特別なもの。親になった今思い返してみると、当時の両親の気持ちが理解できるでしょう。

孫を甘やかす祖父母の気持ち

同居、別居にかかわらず、祖父母は基本的に孫に好かれたいと思っています。一通りの子育てを終えた祖父母は、子どもが一番かわいい時期をよくわかっているものです。そしてそんな時期がごく短いことも。「すぐ大きくなって関われなくなる」、「なつくのは小さいうちだけ」そうした自分の子育ての経験から、甘やかしてしまうのです。また多くの場合、自分の子育て中は気持ちにもお金にも余裕がなく、十分なことをしてやれなかったという後悔もあります。とはいえ、すでに体力や気力は衰えており、できることは限られているため、お金やものを与えるという行動が目立つことになります。

祖父母に甘える孫の気持ち

一方、子どもの方も自分にやさしく接してくれる人を嫌いになるわけはありません。自分のわがままをきいてくれて、けして怒らない人、おもちゃやお菓子を買ってくれる人、心地よさを与えてくれる人なら大人だって好きになりますよね。幼い子どもは親が思っている以上に周囲の人間関係をよく理解しています。大好きなお父さんお母さんが心を許している祖父母だからこそ、甘えますし、なつきます。よく言われますが、子どもにとって祖父母は一種の逃げ場であり、一息つける解放区のようなものなのです。

角が立たない対処法

とはいえ、孫かわいさゆえに暴走してしまう祖父母がいることも事実です。過度の甘やかしが、子どもにとってよい影響を与えるとは思えませんね。「かわいがる」ことと「甘やかす」ことは違います。度が過ぎる祖父母に、角を立てずにわかってもらうための対処法を考えてみました。

孫手帳&孫育本をプレゼントする

育児というものは習うより慣れるものだった時代は過ぎ、戦後日本でも育児書ブームが何度か起こりました。「スポック博士の育児書」から「ベビーブック」といった海外の翻訳物や、美智子皇后の「ナルちゃん憲法」も有名です。今の祖父母世代は、書籍やテレビで情報を得ていた人たちですから、こうした育児本の権威に案外弱いところがあります。自分たちの考えに近い育児書を選んで、プレゼントしてみましょう。自治体によっては、母子手帳ならぬ祖父母手帳、孫手帳を作成しているところもあります。孫育も人気なので、新しい本がたくさん出版されています。ぴったりくるものを探してみてください。

子どもと一緒にルールを決める

祖父母の方に布石を打ったら、今度は子どもに対しても下準備をしておきましょう。たまに例外もありますが、基本祖父母は甘やかすものと考えて、想定される場面でのルールを決めておきます。自分がいないところでも「ルール違反だ」「親と約束をした」と一瞬でも子どもが考える時間を作るためです。ただ、破ったからといって罰則は作らないでください。子どもにとって禁止されていることをするのはおもしろいことですし、甘やかしてもらうことはうれしいことです。こうした経験は、まったくの悪ではありません。子どもの体験としても必要なことです。ただ、それが当然だと思って育つのはよくないというだけです。

二大甘やかしシーン別の対策案

就学前の子どもに対する祖父母の甘やかしで問題になるのは、「間食」と「物品の買い与え」が多いようです。同居・別居にかかわらず、こうした行為が手軽なせいもあるのでしょう。親としては譲れない一線であると同時に、コントロールしやすい部分でもあります。上手に対処して祖父母といい関係を築いてください。

ごはんの前のおやつと甘いもの

これは親としての本能なのでしょうか。なぜか祖父母は食べ物を与えたがります。ごはんの前のおやつや、お風呂のあとの甘い飲み物、まだ食べさせたくないチョコレートなど、家ではなるべく控えているものが多いですね。これに関しては、まず「虫歯の危険」を訴えて控えてもらう科学的アプローチが王道です。お料理上手な祖父母なら、「昔ながらのおやつは身体にいいんですよね」とお芋やお餅など、第3の食事的な間食を用意してもらう手もあります。子どもには、禁止のルールよりもプラスのルールを設定するのが効果的です。「食べてもいいけど歯を磨く」、「おやつのあとのごはんでは嫌いなものもひとつは食べる」など、最終的にはやったら褒められるプラスルールがあれば、甘やかしがただの誘惑にならずにすみます。

たくさんのおもちゃや洋服

ものを買って与えるということは、お金さえあれば簡単なことです。まずは「お金で買えないものを与えてやりたい」ということを訴えてみましょう。「ものより思い出」というのはどこかできいたようなフレーズですが、人生の終盤に向かっている世代にとってはしみじみと響きます。

王道ですが、クリスマスや誕生日などの特別なイベントだけにしてもらうよう、お願いするのも大事です。「プレゼントもたまにじゃないとありがたみが薄れますよ」と訴えてください。それでも買われてしまう場合は、家での管理を徹底するしかありません。「片付けないおもちゃは出さないよ」とルールを決めましょう。

おわりに

祖父母の甘やかしは、子どもの逃げ場として、または薬として機能することもあります。ただしそれは両親が信念を持って子育てしていることが前提です。夫婦間の意見は統一し、子どもや祖父母と向き合ってください。子どもは成長する過程で何度も価値観を作り替えていきます。どれだけ甘やかされても、両親の言うことに理があれば、必ずわかるときが来ます。

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